KS X 1003:2020

KS X 1003

[1] KS X 1003 (KS C 5636) は、 ISO/IEC 646の版です。

本項は歴史的事項を説明しています。本項の内容の一部または全部は、現在の状況とは異なるかもしれません。

(なお本項の内容の一部または全部は、互換性または歴史的連続性のために現在も有効な場合もあります。しかし新たに利用することは避けるべきです。)

目次

  1. 規格の版
  2. 符号化文字集合
  3. メモ

規格の版#

  1. [9] KS C 5601-1974
  2. [10] KS C 5601-1982
  3. [11] KS C 5636‐1989, 1989-04-22。
  4. [12] KS C 5636‐1993
  5. [13] KS X 1003:2021

[14] KS C 5601 の第1次規格は ISO/IEC 646 相当のもの (ただし右半面ハングルなので、構造としては JIS X 0201 に近い) でしたが、 第2次規格でハングル漢字符号化文字集合も規定されました。 KS C 5601KS C 5601-1987 からハングル漢字の規格になり (現 KS X 1001)、 ISO/IEC 646 相当は単独規格になりました。

符号化文字集合#

[4] KS X 1003符号化文字集合:

[2] ISO/IEC 646:1991 IRV とは2文字異なります。

符号位置10646 文字名称備考
5/12WON SIGNYEN SIGN 問題と同じ問題が存在
7/14OVER LINE旧IRV とは同じ

[5] KS X 1003:2020 解説によると、 5/157/14 は3つの版で字形の違いがあり、 版規格は内部で矛盾していました。 7/14版規格では TILDE字形をしています。

[3] KS X 1001:2004 附属書2, 解説1, 解説3は、その3区が KS X 1003 と同じ、 ただし3区63点 (下線) と3区94点 (上線) は違う、 としていました。

[8] TILDE も参照。

メモ#

[6] にもなってもう廃止してもいいくらいなのに、 規格の不整合を修正するために改正するなんて、 しっかりしてるんだかしてないんだかわかりませんねw

[7] 矛盾が含んだ規格を放置してるどっかの JISC も少しは見習ってほしいものです。