[1] HTML 文書中の相対URIは、 <IW:HTML4:"struct/links.html#resolving-relative-uris"> によりますと、次の優先順序で決定される基底URI によって解決します。
base
要素があれば、
その href
属性の値なお、 base
属性の
href
属性は絶対URI
とすることになっています。
[2] 例外的に、 codebase
属性がある要素の特定の属性では、
URI 参照を解決する際には、 codebase
属性があればそれを、なければ文書の基底
URI を使います。
codebase
属性の影響する属性:
[3]
base
要素は head
要素内の他の参照を持つ要素より前に来ないといけないことになっています。ところが、 head
要素には profile
属性にはあって、その中に URI を入れることができます。
profile
属性には相対 URI 参照は使わない方が安全です。
[3] XHTML で base
要素を使ったときに、 XHTML 以外の語彙にどのような影響が出るのかは分かりません。危険ですから使わないほうがいいでしょう。
また、 xml:base
属性は、対応している XHTML1 UA はどれだけあるか分かりませんし、 base
要素がどう影響するか分かりませんから、使わないほうがいいでしょう。
(名無しさん)