203

状態符号 203 (HTTP)

[312] 203 は、payload が変更されていることを表す状態符号です。

仕様書

意味

[309] 203 は、要求は成功したものの、 含まれている payload起源鯖200 応答変形串が修正したものであることを表します >>308

[310] 214 警告符号と似ていますが、 214 警告符号200 以外の状態符号にも適用できます >>308

文脈

[306] は、200 応答payload変形した場合、 状態符号203 に変更できます >>305

処理モデル

[311] 203 応答は、キャッシュ可能です >>308

歴史

[307] RFC 2068・2616 (HTTP/1.1) +10.2.4 203 Non-Authoritative Information

The returned metainformation in the entity-header is not the definitive set as available from the origin server, but is gathered from a local or a third-party copy. The set presented MAY be a subset or superset of the original version. For example, including local annotation information about the resource MAY might result in a superset of the metainformation known by the origin server. Use of this response code is not required and is only appropriate when the response would otherwise be 200 (OK).

実体頭欄で返されるメタ情報は起源サーバーから利用可能な最も信頼できるものではなく、 局所複製又は第3者複製から集めたものです。 示される集合は起源版の部分集合でも超集合でも構いません。 例えば、資源についての局所注釈情報を含むことで起源サーバーの知るメタ情報の超集合になるかもしれません。 この応答符号の使用は必須ではなく、また本来なら応答は 200 (OK) になるときのみ適切です。

メモ

[1] 例えば、鏡サーバーだから元ファイルの構成は一緒だけど、 サーバーの設定まで一緒じゃないから実際に応答するときに違った実体頭欄が送られてしまい得る場合なんかに使うのでしょうね。 例えば、あるサーバーではファイル名が .rdf で終わる時に Content-Type: application/xml; charset=ISO-2022-JP を送るけど、その鏡であるけど設定までは一緒でないサーバーは対応する資源を要求された時に Content-Type: application/rdf+xml; charset=iso-2022-jp を送ってしまうとか。 でも超集合や部分集合でもいいとは書いてあるけど、違う情報でもいいとは一言も書いてないな。。。その辺微妙だ。。。

[2] 翻訳機能付きのなんかで勝手に翻訳した結果の実体を送る時にこの状態符号を使っちゃっていいもんですかね?

[3] 206 とか 304併用するわけにもいかないので、本当は応答頭欄で記述できた方が良かったのでしょうね。