要素データ属性抑制

要素データ属性抑制子属性 (SGML)

[1] SGML 一般体系の要素データ属性 (dafe) 属性形式の要素データ属性抑制子 (data attributes for elements suppressor) (NotSupr) 属性は、要素データ属性に関する処理を抑制するかどうかを指定します。

[2] 仕様書:

ISO/IEC 10744:1997
- A.5.3.1 Data control attributes <http://www.y12.doe.gov/sgml/wg8/docs/n1920/html/clause-A.5.3.html>

所属属性形式: 要素データ属性 (dafe)
規格参照具象構文名: NotSupr
完全名: 要素データ属性抑制子 (data attributes for elements suppressor)
属性型: 列挙型
既定値: 継承

属性値

[4] この属性の値は列挙型で3種類あります。

sNotAll: この要素とその子孫すべての要素データ属性関係処理を抑制します。
sNotForm: この要素とその子孫の要素データ属性関係処理を、 NotSupr 属性の処理を除いて抑制します。
sNotNone: 要素データ属性関係処理を有効にします。

処理が抑制されると、その要素は通常の SGML 処理のみが行われ、要素データ属性の処理は行われません (要素属性がデータ属性とみなされることはなくなります)。

関連

[5] この属性は、体系処理における体系抑制子 (ArcSupr) 体系制御属性に相当します。

メモ