[2] 仕様書:
[3]
CMD
は ISO/IEC 2022
の符号化方法から応用データ構文など外部のデータ構造の符号化方法へ戻るための命令として機能する制御機能です。
CMD
は他の方法で決定できない符号化文字データ要素の終わりを示すために用いることができます。
CMD
を表現するエスケープ・シーケンスは
ISO/IEC 2022 以外の符号化システムでも使っても構いません。
JIS X 0202:1998 15.3.1
[4]
一般のデータ構造では構成するすべてのデータ要素が
ISO/IEC 2022 の符号化文字データ要素とは限りません。
他の符号化システムによる符号化文字データ要素かもしれませんし、
画像や音声など文字以外のデータ要素かもしれません。
CMD
は符号化文字データ要素の末尾を示すために使うことができます。
ただし使わなければならない
ではないので、
他の区切符号や長さによる指定などを使っても構いません。
また、 ISO/IEC 2022 以外の符号化システムに関しては
DOCS
が用意されています。
[5] ISO/IEC2022:1994 15.3, ISO/IEC6429:1991 8.3.11, JISX0211-1994 8.3.14
ISO/IEC 2022 に従って符号化された文字列の終端を示します。 他の符号化法 (応用データ構文とか。つまり、符号化文字集合 とは限らない。) の中で使っている時に使います。
他の符号化法の方で、区切りが定義されている時は、 必須ではありません。そっちを使います。
[6] でも実際の所、 CMD
なんて使っている実装・データなんてあるんでしょうか?
[8]
CMD
を使うと定められていない場面で出現したとき、
どう扱うべきかは不明です。
[59] ISO/IEC 2022 character transfer syntax では使えません。 ISO/IEC 2022 A.3.2
[9] 00000001.PDF - 189.pdf, , https://itscj.ipsj.or.jp/ir/189.pdf