[4] 符号化文字データ要素 (CCデータ要素) は、文字の列の構成要素を表す、 ISO/IEC や JIS の文字コード系の規格における用語です。
- JIS X 0211‐1994 4.2.19 符号化文字データ要素 (CC データ要素) [coded‐character‐data‐element (CC data element)]
- 符号化文字集合に関する一つ以上の識別された規格に従って、 文字の符号化表現の列を構成する交換情報の要素。
- 4.4 符号化文字データ要素 (coded‐character‐data‐element), CC データ要素 (CC‐data‐element)
- 符号化文字集合に関する一つ以上の規格に適合し、かつ、 文字の符号化表現の列によって構成される、 情報交換の構成単位。
- 参考1. JIS X 5003 (開放型システム間相互接続の基本参照モデル) に従う通信環境においては、 CCデータ要素は、 JIS X 5003 で定義されているプレゼンテーションプロトコルデータ単位 (PPDU) に対応する情報の全部又は一部を構成する。
- 2. 交換可能な媒体によって情報交換を実現している場合、 CCデータ要素は、利用者データに対応する情報の全部又は一部を構成し、 媒体の初期化中に記録される情報の全部又は一部を構成しない。 JIS X 0202:1998 4.
- 符号化文字データ要素 (coded‐character‐data‐element), CC データ要素 (CC data element)
- 符号化文字集合に関する一つ以上の規格に適合し、かつ、 文字の符号化表現の列によって構成される、 情報交換の構成単位。
- 参考1. この規格に従って行われる情報交換では、 1個の図形文字は1個のCCデータ要素となる。さらに、
BACKSPACE
(後退
) によって1個の図形文字に合成されるビット組合せの列も 1個のCCデータ要素となる。- 2. JIS X 5003 (開放型システム間相互接続の基本参照モデル) に従う通信環境においては、 CCデータ要素は、 JIS X 5003 で定義されているプレゼンテーションプロトコルデータ単位 (PPDU) に対応する情報の全部又は一部を構成する。
- 3. 交換可能な媒体によって情報交換を実現している場合、 CCデータ要素は、利用者データに対応する情報の全部又は一部を構成し、 媒体の初期化中に記録される情報の全部又は一部を構成しない。 JIS X 0201:1997 3.13
- CC データ要素、符号化文字データ要素 (CC‐data‐element, coded‐character‐data‐element)
- 符号化文字集合に属する、一つ以上の規格に適合する文字の符号化表現の列によって構成される情報交換の構成単位。 (JIS X 0221‐1:2001 4.4)