坂本太郎

[2] 坂本太郎は、日本の歴史研究者でした。主に日本古代史を研究しました。

[10] 六国史研究など、古代史の基礎的部分の研究業績が現在まで高く評価されています。

[8] 昭和の元号危機や元号法制定では、元号を高く評価する立場から国会で意見を述べるなどしました。

記紀で研究する前に、記紀を研究しなければならぬ

[14] 坂本太郎が残した有名な言葉があります。

[13] 記紀研究の現段階, >>4 pp. 一-一七, 初出: 史学会大会講演、昭和三十八年十一月

p.3

記紀で研究する前に、記紀を研究しなければならぬ、手段として扱う前に、目的自体として研究しなければならぬと思うのである。

p. vi

坂本太郎は「六国史で、歴史を研究する前に、六国史を、研究する段階が必要だと思うのである」という至言を残した。

p. 4

かつて坂本太郎は、記紀で研究する前に記紀を研究すべきことの重要性を説いたが (坂本、一九六三)、

[18] 坂本1963は >>13 の論文 (坂本太郎著作集 2, 1988 収録)

[3] 日本古代史の基礎的研究 (上文献篇、下制度篇) は、坂本太郎の多くの主要な論文をまとめたものでした。

[6] 現在の日本書紀研究など日本古代史研究の基礎となった、今でもしばしば参照される論文が数多く掲載されています。

[7] 古書店でよく流通しているようで、良い状態のものが安価で入手できます。 2020-02-23T08:21:00.400Z

[11] 上巻序の日付「昭和三十九年五月」 (縦書き)

[12] 上巻奥付より: 「1964年5月30日初版発行 1971年11月30日第3刷発行」

[19] 下巻奥付より: 「1964年10月10日初版発行 1971年4月20日 3版発行」

[9] 所功が師事しました。