[5] 下横書き (横書き下上) は、 行が下から上へと進む横書きです。
[18] 階段文字で階段を登っていく人のために下横書きが出現することがあります。
[9] 計算階段 – 和歌山市立 八幡台小学校, https://www.wakayama-wky.ed.jp/hachimandai/2019/11/13/5771/
階段の段の横面に書かれた左横書きの数式 (上ルビつき)。 下の段から上の段へと向かって、九九が大きな数へと進んでいく。
1段に2行分縦に並んでいるケースもあるが、上から下に読むのか下から上に読むのかわからない (どちらでもいいのだろう)。
左横書きで下の段から上の段へ
[12] 散策日記 主に京都 四季の彩り雅やかに : 上賀茂神社 京都御苑, http://k-k.blog.jp/archives/51977556.html
[3] 下から上の横書き例 & それと似て非なる例: エンディングテロップ
[20]
横書きの文章が左上縦書き文中に引用されるとき、
下横書きを時計回り90度回転した形が出現することがあります。
[1] ロンゴロンゴ - Wikipedia, , https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%B4#%E6%9B%B8%E8%A8%98%E6%96%B9%E5%90%91
[2] 世界の文字, , https://www.chikyukotobamura.org/muse/wr_oceania_1.html
[6] チャット、 IM、 コメント欄、 ミニブログのような類では、 サービスやソフトウェアによって、 時系列で古い順に並べられたり、 新しい順に並べられたりします。 古い順に並べるものだと普通の横書き上下ですが、 新しい順に並べると、 その逆向きになります。
本文が複数行だったり、 本文以外に上下に投稿者名や投稿時刻などメタ情報がついていると、 時系列が下から上へと進んでいくとしても、 横書き上下のブロックが逆方向に並んでいるだけです。
本文が短く、改行もないようなものばかりで、 メタ情報がないか左右に続くタイプだと、 横書き下上というべきものになる場合があります。
例えばチャットでは同じ人が短文で発言していくことが珍しくないですし、 「↓」で前の発言を参照したりもします。
[7] 例
[8] 分数は、下から上に進んでいるとも、上から下に進んでいるとも解釈できます。
1663年 8月14日 寛文3年 7月12日 四つ時分より雨ふり暮れ六つ時分に晴るる 下から続く になりいなずまのような光なりまた六つ半に地震少しする、夜四つ時分地震) 1663年 8月15日 寛文3年 7月13日 昨晩五つ過ぎより今朝六つ時分まで雨水は川ころより内四つ半より雨 下から続く 知れ申さず候、右(原文は縦書きであり、本文では下の意)鳴り音暮れ候て少し止み目 上に続く 1663年 8月16日 寛文3年 7月14日 なし 下から続く 候ていずれも不審たて申すほどなり同昼時分地震少しゆり同七つ時分地震、この鳴り物昨日より少しずつ鳴るなり、所は松前か田名部か聢(しか)とは 上に続く 1663年 8月17日 寛文3年 7月15日 なし (朝より北の方鳴り則鳴る所と相見え白雲一むら立ち上がりこの雲の体火のもえ上がりたる煙のごとし、朝より晩に至りてことごとく鳴りそのひびきにて戸・障子も鳴り 上に続く
[16] 原文 Microsoft Excel, 公開データ PDF。 表示上、セルに収まりきらないため上の行に続きを押し込むという強引な技が使われている。
[17] 下から上に不自然に続けていくのが不思議ですが、 上から下に順に書き進める作業工程で未だ記入していない下の欄に続きを書けないから上に書いていったのでしょうか。