中間バイト

中間バイト

エスケープシーケンスで

エスケープシーケンスの中で、制御機能 ESCAPE終端バイトとの間に来ても良いビット組合せ。 (JISX0211-1994 4.2.47)

[2]

中間バイト (Intermediate Byte)
スケープシーケンス (まま) の中で、 制御文字 ESCAPE (ESC, エスケープ) と終端バイトとの間に現れてもよいビット組合せJIS X 0202:1998 4.17

[9] ビット組合せは [ 2/0, 2/15 ] です。

[10] 0x20SPACE とは限らず中間バイトのことがあるのに注意。

制御シーケンスで

制御シーケンスの中で、制御機能 CSI終端バイトとの間またはパラメタバイトと終端バイトとの間に 来ても良いビット組合せ。 (JISX0211-1994 4.2.47)

エラー処理

ISO/IEC 2022エスケープシーケンス

長さ

[3] 中間バイトは1つも含まれないこともあれば、何バイトも連続することがあります。

[4] 仕様上は最大のバイト数の規定がありません。

[5] 実際上は、実装の都合やセキュリティーの観点から、長さ上限を設けるのが適当でしょう。

[6] 現行 ISO/IEC 2022 仕様で規定されているエスケープシーケンス中間バイトの最大長は2バイトです。

[11] 登録単独制御機能はそれを超えて登録できそうな規定ですが、 ISO-IR に登録されたものはありませんし、今後も登録されそうにありません。

[7] 中間バイト3バイト以上のエスケープシーケンスは仕様上定められていないので、 受信したら未知のエスケープシーケンスとして処理しなければなりませんが、 その方法をISO/IEC 2022は定めていません。 (エラー処理の項参照。)

[8] 今後 ISO/IEC 2022 が拡張される可能性は限りなく0に近いでしょうし、 既知のエスケープシーケンスの長さを超えた時点でエスケープシーケンスとしての解釈を中断するのが良いと思われます。

[12] 私用エスケープシーケンスは任意の長さで続けられそうですが、 実際上標準や登録のエスケープシーケンスより著しく長いものは使われていないと思われます。

メモ