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ESCAPE (制御文字)

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名前
ESCAPE
略号
ESC
日本語通用名称
エスケープ JIS X 0202:1998, JIS X 0201:1997
符号化表現
01/11 (ISO/IEC 2022)

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6.2.2 ESCAPE (エスケープ) 文字

名前 : ESCAPE (エスケープ) 略号 : ESC 符号化表現 : 01/11

ESCAPE は、符号拡張の目的で使用する制御文字とする。 CCデータ要素の中で、この後に続く限られた数のビット組合せの意味を変更する。 これらのビット組合せは、選考する ESC表現するビット組合せとともに、エスケープシーケンスを構成する。

エスケープシーケンスは、符号識別機能及び一部の制御機能符号化表現を提供する。 エスケープシーケンスの各種の用法は、 13. で規定する。 符号識別機能は、 14. 及び 15. で規定する。 JIS X 0202:1998

ビット組合せ

[1] ISO/IEC 2022 の環境では、 ESCAPE は3つある固定符号化文字の1つです。ビット組合せ 01/11符号位置的には CL の一部ですが、どんな基本制御文字集合 (C0文字集合) が指示されていても (何も指示されていなくても) 01/11 は常に ESCAPE表現します JIS X 0202:1998 8.5.1, 9.5.1

[9] C0集合ESCAPEビット組合せ 1/11 に割り当てなければなりません。 >>8 6.4.2

[10] 空集合はすべてのビット組合せ文字を割り当てず使用禁止としています。 固定符号化文字

文脈

[5] ISO/IEC 2022 系の文字コードで使います。 エスケープシーケンス

[6] 理論上は ISO/IEC 10646Unicode でもエスケープシーケンスを使えます。 制御符号 実際いわゆるANSIエスケープシーケンスの範囲では使われることがあります。


[7] PDF 中の UTF-16BE 文字列では独自の構文の言語情報記述に使われています。 PDFの言語エスケープシーケンス

[11] HP RTL で独自構文の命令に使われています。 >>12, >>13

[14] ESC:

[15] SP300-J1シリーズ - sp300jpm.pdf, , https://sp-support.star-m.jp/Mannualfolder/sp300jpm.pdf

\e (プログラミング言語)

[2] プログラム言語などでは、しばしば \e文字 ESCAPE またはバイト 0x1B を表します。

メモ