<head prefix>

prefix 属性 (HTML)

[16] HTMLprefix 属性は、 RDFa のための接頭辞IRI の対応を定義する属性として提案されていました。

代替

[17] この属性HTML Standard に含まれていません。

[18] Microdata にはこの属性に相当するものはありません。

仕様書

名前空間 URL

[15] RDFa 1.1 によれば null名前空間のほかHTML名前空間属性としても使えます。

属性値

[9] 属性値は次のような接頭辞IRIの組の空白区切りのリストとされています >>1

NCName ':' ' '+ xsd:anyURI

[10] NCNameXML名前空間1.0 2e を参照しています >>1。これは XML 1.0 5e より前です。

[13] IRI の部分は xsd:anyURI とされており、明言されていませんが、引用規格より XML Schema 1.1 の定義を参照しているようです。 RDFa 1.1RFC 3987 IRI を参照していますが、 XML Schema 1.1 は任意の XML 1.0 Char を認めており (LEIRI)、少し差異があります。特に XML Schema 1.1 xsd:anyURI空白の使用を認めています。

[6] 相対IRI参照を使うべきではありません>>2

[7] なぜ禁止しないのでしょうか・・・。

[11] 空白XMLS と同じ定義になっています。

[14] しかし接頭辞IRIの間の空白は敢えて SP になっていることから、 他の空白文字ではいけないようです。

[12] 接頭辞の重複は禁止されていないようです。

処理

[3] 接頭辞小文字に変換されます >>2。 ただしどの方法で小文字化されるのかは明記されていません。

[5] 同じ接頭辞が複数回宣言された場合、後の定義が有効になります >>2

[8] 相対IRI参照解決してはなりません >>2

関連

[4] RDFa 1.1xmlns による接頭辞の宣言を非推奨としており、 prefix による宣言が優先されます。

歴史

[19] に日本で話題になった Webページ 304個 >>20 のうち、 prefix 属性が使われているのは140個。

[21] html 要素にあるのが 29個、 head 要素にあるのが114個。 それ以外の要素で使われている例はなし。

[24] 文書中いずれかの要素で property 属性が使われているのが 264個。 (ほとんどが meta 要素head 要素中のものが多いが、 body 要素子孫の例もそれなりにある。 meta 要素以外は延べ47箇所。 span 要素、 a 要素、 div 要素、 link 要素、 li 要素の例があり。)
[25] vocab 属性が使われているのは1個のみ。 ulspan で値は http://schema.org/
[26] aboutresourcedatatype は用例なし。

[22] html 要素の属性値:

[23] head 要素の属性値: