<app>

app 要素 (HTML)

[5] app 要素型は、 HTMLJava applet を埋込むために使用していました。

代替

[1] 改良版として applet 要素が導入されました。

[3] 属性:

align(middle|top|なし)(下)揃え位置[HotJava]
class(必須)applet 級名[HotJava]
height整数 (画素)(自動)高さ[HotJava]
srcURIclasses directory[HotJava]
width整数 (画素)(自動)

Applet 依存の属性の例:

[2] 例 (HotJava の付属文書より):

    <APP CLASS="ImageLoopItem"
         SRC="doc:/demo/"
         IMG="doc:/demo/images/duke"
	 WIDTH=55
	 HEIGHT=68>

歴史

[6] app 要素型は、 HotJava で (Java が 1.0α3 の頃) に HTML に Java applet を埋込むために用意されました。

しかし、 attribute soup は非 SGML 的であることから、 Java 1.0β では applet 要素に置き換えられ、 app 要素型は使われなくなりました。

ちなみに、 Java 1.0αと 1.0β以降とは互換性が無いそうです。

[13] >>12 によれば、 appletviewer(1) はもう app に対応してはいないが、同等のタグに書き換えることはできるそうです。 そこに示されている例だと、 app 要素は子供に param 要素を持てるように見えますが... 単なる間違いが、それとも過渡期にそんな変な実装をした奴がいたのか。

[4] HTML要素概説
要素名
app
日付
説明
頃、 Java 1.0α3 の頃の HotJava は、 app を実装した。
出典
<app>
[8] HTML要素概説
要素名
app
要素名
applet
要素名
param
要素名
data
日付
説明
頃、 Sun Microsystems Inc.applet, param, data 仕様案を公表した。 それまで appHTML 仕様への追加提案を準備していたが、 SGML DTD で記述できないため改めたのだという。
出典
[21] HTML要素概説
要素名
applet
要素名
param
日付
説明
頃、 Java 1.0β の HotJava は、 applet, param を実装した。 SW:applet
出典
[17] HTML要素概説
要素名
applet
日付
説明
Netscape Navigator 2.0applet を実装した。その後他の Webブラウザーも追随した。 Javaアプレットを埋め込むもので、 一時はかなり多くのWebサイトで利用されていた。
注釈
  • Javaアプレット (Java applet) Java プログラムの一種。

参考文献

メモ