xsi:schemaLocation

xsi:schemaLocation

[1] xsi:schemaLocation 属性は、当該文書に適用されるべき XML Schema を指定するものです。

仕様書

Web における利用

[4] XHTML m12n など XML Schema を使って定義された版の XHTML では、必須ではありませんでしたが、 xsi:schemaLocation 属性の用法が規定されていました。それに従って本属性を使った文書も、 00年代中期には稀に見られました。そのような文書text/html で送信されることもありました。

[5] そうした宣言は、もしかすると著者妥当性検証のために利用するツールで認識されることはあったかもしれませんが、 Webブラウザーをはじめとする一般的な利用者エージェントが対応することはありませんでした。 理論上は PSVI を通じて文書の解釈に影響する可能性がありますが、 実際上はそのような解釈を行う実装は存在せず、従ってそのような方法で利用する文書も存在していないと思われます。

[6] その後 XMLXHTML の衰退により、現在ではほとんど使われることはありません。

関連

[2] DTD に対する DOCTYPE宣言に相当するものと思われます。

[3] xml-model 処理指令もあります。相互作用は不明です。