[5] wattsi は、 HTML Standard の生成に使われているツールです。
[6] 当初 HTML5 は CSS WG の生成ツール (非公開) が、 その後 Anolis (OSS) が使われて生成されていました。 これらは特定の属性を記述するなどのコーディング規約に従った HTML文書を入力とし、 見出しへの章番号の付加や用語の相互参照など仕様書としての体裁を整える処理を行って出力するものでした。
[7] に HTML Standard は Anolis から独自ツール (非公開) に移行しました。 入力となる生成前のソースの形式は従来通り HTML をベースにしたものでありつつ、 HTML Standard 専用となったことで若干の変更が加えられていました。
[8] このツール移行は、 HTML Standard があまりに長大で Anolis では処理時間がかかりすぎることや、 HTML Standard 専用の前処理、後処理が加わり混沌としていたことが動機だったようです。
[9] に OSS 化されて WHATWG の GitHub リポジトリーで公開され、 誰でも利用できるようになりました。
[14] wattsi は HTML Standard 専用で、 WHATWG の他の仕様書は Bikeshed を使っています。 HTML Standard の特殊性のため、 共通化するより専用ツールをメンテナンスするコストの方が小さいと判断されているみたいです。
[1] Index of /applications/wattsi ( 版) http://software.hixie.ch/applications/wattsi/
[3] whatwg/wattsi ( 版) https://github.com/whatwg/wattsi
[4] Hixie/wattsi ( 版) https://github.com/Hixie/wattsi
[10] domenic/wattsi-server ( 版) https://github.com/domenic/wattsi-server
[11] domenic/wattsi-server: Build server for running whatwg/wattsi () https://github.com/domenic/wattsi-server
[12] >>10 >>11 今は GitHub - whatwg/build.whatwg.org: Build server for running whatwg/wattsi, https://github.com/whatwg/build.whatwg.org になっている。