TM_Instant
[4] 瞬間すなわち TM_Instant
は、時間上の位置を表現する零次元の幾何プリミティブです。
空間における点と同等です。
>>3 5.2.3.2
[5] 瞬間は実際には時間間隔ですが、 その持続時間は時間尺度の分解能より短いものです。 >>3 5.2.3.2
[7] TM_Instant
の実現値は、他と識別できるオブジェクトとなります。
一方で TM_Position
の実現値は、1つのデータ値となります。
>>3 5.2.3.2
[8] 任意の TM_Instant
の position
は、
異なる時間参照系の TM_Position
で置換できます。
>>3 5.2.3.2
[20]
TM_Instant
は TM_GeometricPrimitive
と
TM_Primitive
, TM_Object
を直接または間接に継承し、
TM_Separation
, TM_Order
を利用しています。
time:Instant
[13] OWL-Time の :Instant
は、
:TemporalEntity
の子クラスであり、
長さが0のものです。 >>12
[14] 他に :TemporalEntity
の子クラスとして :Interval
があり、そちらの長さもたまたま0となることがありますが、
生来0の :Instant
とは一応区別されています。
両方同時に満たすということになるでしょうか。
[16] :Instant
かつ :ProperInterval
とはできません。
[21] :inTemporalPosition
とその部分特性の
,
:inTimePosition
:inDateTime
は、
:Instant
に
:TemporalPosition
,
:TimePosition
,
:GeneralDateTimeDescription
で位置を指定するものです。 >>19, >>22, >>25
[24]
:inXSDgYear
,
:inXSDgYearMonth
,
:inXSDDate
,
:inXSDDateTime
,
:inXSDDateTimeStamp
は、
:Instant
に
xsd:gYear
,
xsd:gYearMonth
,
xsd:date
,
xsd:dateTime
(非推奨),
xsd:dateTimeStamp
の値で位置を指定するものです。
>>25
[18] 似たものに :TemporalPosition
があり、そちらは時間座標系上の特定の値を持つ位置を表します。
[9] ISO 8601 は「時間軸上の実現値」のような表現を使っています。
[1] 瞬間 - Wikipedia ( ()) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9E%AC%E9%96%93