selected()

選択子の主題

[2] 選択子 (selector) によって表現される文書木中の要素選択子の主題 (subjects of the selector) といいます >>1

仕様書

歴史

STTS2

[6] STTS2 では要素名の前に ^ をつけることで、文書木からその要素を削除し、 主題親要素にうつすことができる選択子の機能がありました。 STTS3 ではより一般化された形に拡張されています。

CSS2

[7]主題」が仕様上の概念として初めて登場したのは CSS2 でした。

[8] CSS1 にももちろんこれに相当するものは暗黙裡に存在していましたが、 明確に処理モデル上の概念としては存在していませんでした。

STTS3

[10] STTS3 では :selected() という構文が提案されていました。 引数を取れるようになっており、指定されていると :-moz-any() と似た役割も持つようになります。

選択子3

[11] 選択子3の初期は :subject が定義されていました。 しかしこの後削除されています。

メモ

[3] 選択子の前に更に結合子単純選択子列を追加すると、一致の制約を更に追加することとなるので、 新しい選択子の主題は常に元の選択子の主題部分集合となります >>1

[15] WebVTT選択子の「一致した要素 (matched element) 」と呼んでいます。