[1] Set-Cookie2:
頭欄の Port
属性は、
Cookie の適用対象のポートを (1個以上) 指定します。
[17] Set-Cookie2:
ヘッダーがほとんど実装されなかったため、
この属性もほとんど実装されませんでした。現在広く用いられている
Set-Cookie:
ヘッダーには、この属性に相当する機能はありません。
[4] Port
属性は、その Cookie を応答の Cookie:
頭欄に含めて返却しても良いようなポートを指定します >>3。
[5] この属性の値は省略可能です。省略しない場合、
値は1つ以上のポートの番号の読点分離の並びでなければなりません。
ポートの番号は 1*DIGIT
です。また、並びは ABNF
の #
によって記述されていますので、 ,
の前後に LWS
を挿入することができます。また、空の項目があっても無視されます
(例えば 80, , 8000
は 80,8000
と同じ意味です)。
>>3
[9] 値を省略しない場合、必ず "
で括っていなければなりません。
>>3
[10] この種の仕様書でよくある問題ですが、値を "
で括ったものが引用文字列なのかどうか、
具体的には quoted-pair
が認められているのかどうかは曖昧です。
[7] ポート番号の順序の意味は特に規定されていません。
[11] この属性が省略された場合、利用者エージェントはその Cookie をどのrequest-portに対しても返して構いません >>12。
[14] Port
属性がポート番号を含んでいる場合で、
request-port がそこに含まれていない場合には、その Cookie
を蓄積してはなりません >>13。
[15] RFC 2109、RFC 2965 では利用者エージェントが返送する時に
Cookie:
に $Port
属性として含めることになっていました。
[8] Netscape Cookie や RFC 2109 の Set-Cookie
ではポートを指定する属性はありませんでした。どうして欠けていたのでしょうね。
[16] APR::Request::Cookie - search.cpan.org ( ( 版)) <http://search.cpan.org/dist/libapreq2/glue/perl/xsbuilder/APR/Request/Cookie/Cookie.pod>