[5] ネットワークで使われる各種プロトコルでやり取りされるデータの単位を、 一般にメッセージ、パケットなどといいます。
[4] 実際にはプロトコルや分野によりいろいろな呼称があります。 これらの呼称の使い分けは慣習によるところが大きく、厳密に分類されてはいません。 総称としては「パケット」が使われることが多く、場合によっては「メッセージ」とも呼ばれます。
[3] データリンク層のプロトコルや、トランスポート層上のプロトコルは、 しばしばデータ単位をフレームと呼びます。これらの層の下位層はビット列やバイト列であり、 その列を何らかの方法で枠 (フレーム) に区切っていくイメージがあると思われます。
[6] 一方でパケット (小包) やメッセージ (言い置き) は、物理的な伝送が語源であり、 より具体的なものの単位として使われがちなようです。 その中でも特にパケットはブラックボックス化された payload (積荷) の伝送媒体寄りのニュアンスが、メッセージはアプリケーション上の意味を記述したものとのニュアンスがありそうです。
[8] RFC 1459 - Internet Relay Chat Protocol ( 版) http://tools.ietf.org/html/rfc1459#section-2.3
利用者エージェント相互間で転送される情報オブジェクト。 message。一般に内容および封筒から構成される。 (JISX0032:1999 32.01.03)