メッセイジ

パケット、メッセージ (情報ネットワーク)

[5] ネットワークで使われる各種プロトコルでやり取りされるデータ単位を、 一般にメッセージパケットなどといいます。

[4] 実際にはプロトコルや分野によりいろいろな呼称があります。 これらの呼称の使い分けは慣習によるところが大きく、厳密に分類されてはいません。 総称としては「パケット」が使われることが多く、場合によっては「メッセージ」とも呼ばれます。

[1]

応用層
メッセージ
輸送路層
セグメントパケット
ネットワーク層
パケットデータグラム
データリンク層
フレームセル
OSI参照モデル
プロトコル・データ単位 (PDU)

[2] これら呼称はパケット交換あるいは同種のプロトコルにおけるもので、 回線交換型やストリーム型のプロトコルには相当する概念自体が必ずしも存在しません。

[3] データリンク層プロトコルや、トランスポート層上のプロトコルは、 しばしばデータ単位をフレームと呼びます。これらの層の下位層はビット列バイト列であり、 その列を何らかの方法で枠 (フレーム) に区切っていくイメージがあると思われます。

[6] 一方でパケット (小包) やメッセージ (言い置き) は、物理的な伝送が語源であり、 より具体的なものの単位として使われがちなようです。 その中でも特にパケットはブラックボックス化された payload (積荷) の伝送媒体寄りのニュアンスが、メッセージアプリケーション上の意味を記述したものとのニュアンスがありそうです。