[2] XPath 1.0データ・モデルの名前空間節点は、 名前空間束縛を表す節点です。
[1] 仕様書:
[3] 要素節点は、先祖要素で宣言されたものも含め、 適用範囲内にあるすべての名前空間に対応する名前空間節点を持っています。
[6] 名前空間属性との関係
要素節点は、次のような名前空間節点を持ちます XPath 1.0 5.4:
xmlns:
で始まる属性に対応する名前空間節点xmlns:
で始まる属性のうち、問題の要素またはそれにより近い先祖要素が再宣言していないものに対応する名前空間節点xml
名前空間に対応する名前空間宣言xmlns 属性があって、
そのうちの直近の要素の xmlns
属性値が空ではない場合、
それに対応する名前空間節点[4] 親子関係
名前空間節点の親は、対応する要素節点です。 しかし、逆に、名前空間節点は要素節点の子供ではありません。 XPath 1.0 5.4
[5] 等価性
別の要素節点に属する名前空間節点は、 (たとえ同じ名前空間属性に由来するとしても) 別の節点です。 XPath 1.0 5.4
[6] 展開名
名前空間節点には展開名があります XPath 1.0 5.4:
[7] 文字列値
名前空間節点の文字列値は、 その名前空間接頭辞に束縛された名前空間URI です。 XPath 1.0 5.4
[8] 文字列値である名前空間URI が相対参照の場合、 展開名中の名前空間URI のように解決しなければなりません、 XPath 1.0 5.4 と規定されていました。 要素節点や属性節点の名前空間URI のように、基底URI に基づき解決するということです。
[9] 正誤表 XPath 1.0 正誤表では、 XML総会での決定に基づき、 相対参照の場合の文字列値は実装依存と改めています。
[10] XML 情報集合との関係
XPath 1.0 名前空間節点は、 XML情報集合名前空間情報項目と、 次のように対応します XPath 1.0 正誤表:
接頭辞特性に対応します。null です。名前空間名特性に対応します。要素節点の名前空間群は、
適用範囲内名前空間に対応します
XPath 1.0 正誤表。
[14]
xmlns 名前空間に対応する名前空間節点はあありません。
[13] XML 名前空間 1.1 との関係
XML名前空間 1.1 では、 空の属性値により名前空間接頭辞を無効化できるようになりました。 それに対応する規定が正誤表で追加されています (>>6)。 また、従来の URI参照に加え、IRI にも対応して構いませんとされています XPath 1.0 正誤表。
[11] DOM 中核との関係
DOM は XPath 1.0 の名前空間節点のような宣言された名前空間
の代わりに、
名前空間を宣言する名前空間属性を通常の属性節点として保持します。
従って、
null
ですが、 DOM では
http://www.w3.org/2000/xmlns/
です。xmlns の XPath 1.0
局所部分は空ですが、
DOM 局所名 (localName)
は xmlns です。[15] XPath 2.0 との関係
[16] Firefox でも Chrome でも、名前空間節点は存在せず、
namespace:: 軸は何も選択しません。
[17] XQuery 3.0: An XML Query Language ( ( 版)) <http://www.w3.org/TR/xquery-30/#dt-in-scope-namespaces>
[18] XML Path Language (XPath) 3.0 ( ( 版)) <http://www.w3.org/TR/xpath-30/#dt-in-scope-namespaces>
[19] XQuery and XPath Data Model 3.0 ( ( 版)) <http://www.w3.org/TR/xpath-datamodel-3/#NamespaceNode>