属性値

[4] この属性の値は %ContentType です。 SGML 的には CDATA です。

[19] この属性は省略可能です。省略時の既定値は application/x-www-form-urlencoded です。

[16] ファイル送信 (input type file) を使用する時には、 multipart/form-data を使うべきです HTML 4 17.3。

提出データが非 US-ASCII 値を含む場合には multipart/form-data を使うことが推奨 (recommend) されています WML 9.5.1。

UA による利用

[20] フォームを method POST で提出するときに、 フォーム処理エージェントにフォーム・データ集合を渡すための書式に enctype で指定したものが使われます。

詳しくはフォームの提出の説明を参照してください。

歴史

[34] NCSA Mosaic では enctype 属性と encentity 属性が PEM によって暗号化してフォーム提出するための機能として実装されていたようです。 ただしドキュメントもソースコードもほとんど残されておらず、詳細は不明です。

[35] NCSA Mosaic は format 属性も実装しており、そちらが現在の (そして当時の仕様案からも本来の) enctype 属性に相当するものでした。

[36] なおこれらの属性は form 要素だけでなく、 isindex 要素にも実装されていたようです。 (もっとも isindex 要素は form 要素に展開される形で実装されていました。)

[24] Web Forms 2.0 で input (image、submit) と button (submit) に追加されました。

他との関係

[21] enctype 属性の値として媒体型の引数 charset を指定することが、 1990年代中後期にはしばしばなされました。 例えば、 enctype="text/plain;charset=iso-2022-jp" という指定は、平文を ISO-2022-JP で符号化して提出することを要求しています。

RFC 2070 や HTML 4 で accept-charset 属性が導入されてからは、このような指定は見られなくなりました。

[22] enctype 属性の指定が使われるか、 あるいは (仕様・実装上) 使えるかは、 action や method など他の提出方法の指定の組合せに強く依存しています。 特に、定義上 HTML 4 では enctype が適用されるのは method が post の時だけとなっています HTML 4 17.3。

[23] さまざまな仕様・実装・文書でどのような enctype 媒体型が使用されてきたかについては、フォームの提出の説明をご覧ください。

メモ

[25] 詳細検索:hhstyle.com (2007-07-04 20:13:50 +09:00 版) http://www.hhstyle.com/cgi-bin/omc?port=33311&sid=U1183523431HVAOZ579J&req=CATEGORY_SEARCH

<form action="http://www.hhstyle.com/cgi-bin/omc?port=33311&sid=U1183547646GP8UGLVHP&req=SEARCH" enctype="x-www-form-urlencoded" method="post">

同じ頁内に他にも1箇所。

例

[26] ご意見募集 (2008-08-07 17:59:33 +09:00 版) http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html

<FORM action="http://form1.kmail.kantei.go.jp/cgi-bin/jp/forms/goiken.cgi" method="post" name="F1" onSubmit="return input_check()" ENCODE="application/x-www-form-urlencoded">