[3] HTML の br 要素の
clear 属性は、
視覚UA で、その br 
による改行の続きの文章をどこにレンダリングするべきかを指定します。
この属性は、普通 align (>>55) 属性による物体の浮動の結果の回り込みを解除するために使われていました。
[4] 仕様書:
| 属性値 | 説明 | 出典 | 
all | 全浮動物体下の直近新行頭 | [HTML 4] | 
clear (真偽値属性) | all と同じ | [NN2] | 
left | 全左余白浮動物体下の直近新行頭 | [HTML 4] | 
none | 通常通り | [HTML 4] | 
right | 全右余白浮動物体下の直近新行頭 | [HTML 4] | 
[8] この属性は省略可能です。省略時は none
が既定値となります HTML 4 15.1.3.2。
(DTD での既定値は #IMPLIED です。)
[9] レンダリング例 HTML 4 15.1.3.2:
画像が左浮動しているとしますと、通常 (none) では
*********  -------
|       |  -------
| image |  --<BR>
|       |  ------
*********のようにレンダリングします。
*********  -------
|       |  -------
| image |  --<BR clear="left">
|       |  
*********
-----------------のようなレンダリングとなります。
[10] br 要素の clear
属性は HTML 2.0 の拡張として Netscape Navigator
が実装しました。
img 要素の align
属性が拡張されて画像が浮動できるようになったため、
br を拡張する必要が生じたとされています。
left, right,
all が属性値として使えました。
[11] document.clear - MDC ( 版) <https://developer.mozilla.org/en/DOM/document.clear>
[12] (X)HTML5 Tracking ( 版) <http://html5.org/tools/web-apps-tracker?from=4564&to=4565>