arc-type element

xlink:type="arc" (XLink)

属性値 xlink:type="arc", arc 型要素 (XLink)

[1] xlink:type 属性の値 arc は、その要素が XLink arc 型要素であることを表します。

仕様書: <http://www.w3.org/TR/xlink/#xlink-arcs>

[2] arc 型要素は、拡張連結において、 (開始資源から終了資源への経路) を定義するために使用します。 arc 型要素は extended 型要素の直接の子要素であるときに意味を持ちます。 それ以外の場合の意味は XLink では規定していません。

arc 型要素の内容は何であっても構いませんが、 title 型要素を除いては、 XLink 的には不透明な存在です。

[3] 属性:

xlink:actuate
xlink:arcrole弧の特性
xlink:fromNMTOKEN(すべて)開始資源
xlink:toNMTOKEN(すべて)終了資源
xlink:show表示方法
xlink:titleCDATA弧の人間可読説明
xlink:typearcXLink 要素型

[4] 複数の弧 (arc 型要素) で同じ資源を開始資源・終了資源に何度も使用しても構いません。 しかし、ある arc 型要素の xlink:from, xlink:to の組とまったく同じ組の arc 型要素を重複して定義してはなりません

資源の識別子 (xlink:from 属性や xlink:to 属性の値) は複数の資源に関連付けられている (その資源の xlink:label 属性で指定されている) かもしれません。 その場合であっても、弧に関連付けられるのは個々の資源であって、「集積資源」として関連付けられるわけではありません。

[5] xlink:from 属性や xlink:to 属性が指定されていないときには、その拡張連結内のすべての label とみなされます。 (その中には自分自身への弧も含まれます。)

拡張連結 (extended 型要素) 内に一つも arc 型要素が存在しないときには、 <* xlink:type="arc"/> が存在するのと同じものとして扱われます。 (つまり、全 label → 全 label への弧が定義されます。)

[6] arc 型要素が定義する弧が実際に探索できる資源の組ではないときの探索については XLink では規定していませんが、 仕様書は連結検査器 (リンク・チェッカー) が非 XLink 的探索を行うであろうと例に挙げています。

メモ

[7] Editorial: define arc() and ellipse() in terms of shared steps (annevk著, ) <https://github.com/whatwg/html/commit/af11308332a82f8bc548b3d52f701973575f205f>

[8] Editorial: define arc() and ellipse() in terms of shared steps by annevk · Pull Request #3348 · whatwg/html () <https://github.com/whatwg/html/pull/3348>