[1] Web 5.0 は、 HTML 5 や HTML 5 と同様の設計思想に基づき策定された仕様群により構築された Web (の技術、あるいは Web そのもの) を指す冗句です。 Web 2.0 をもじったもので、 主として WHATWG に賛同する人が冗談で使っている言葉でした。

[2] Web 5.0 を支える技術には HTML 5 と XHTML 5 の他に XML 5、HTTP 5、SVG 5、 CSS 5 などがあります。 (MathML 5 もあったかも。) HTML 5 と XHTML 5 以外は現在のところ架空の仕様ですが、 今後ともこれらの仕様の問題が改善される見込みがなければ、 WHATWG の中の人達は本気でこれらの第5版を作り始めるかもしれませんでした。

[16] この言葉は西暦2010年前後に使われていましたが、その後 HTML5 は HTML Standard となり、 DOM5 (仮称) は Web DOM Core を経て DOM Standard となるなど、「5」シリーズの時代が終わり、死語となりました。