Variant-Vary:

Variant-Vary: ヘッダー (HTTP)

[3] Variant-Vary: ヘッダーは、 変種データの決定に用いられた要求ヘッダーを表します。

仕様書

意味

[4] Variant-Vary: ヘッダーは、 選択応答において変種のデータ (payload body やいくつかのヘッダー) に適用される「vary」情報を表します >>1

[5] それに対して Vary: ヘッダー応答全体としての 「vary」を表しています。

構文

[6] Variant-Vary: ヘッダーの値は、 * または1つ以上のヘッダー名リスト (#) です >>1

  1. |
    1. *
    2. ?
      1. ヘッダー名
      2. *
        1. OWS
        2. ,
        3. OWS
        4. ヘッダー名
[7] その意味は明記されていませんが、 Vary: と同じと思われます。

文脈

[11] 選択応答では、最善の異体Vary: ヘッダーVariant-Vary: ヘッダーとして含めなければなりません >>10

歴史

[2] RFC 2295 (HTTP 透過内容折衝) 8.6 Variant-Vary

The Variant-Vary response header can be used in a choice response to record any vary information which applies to the variant data (the entity body combined with some of the entity headers) contained in the response, rather than to the response as a whole.

Variant-Vary 応答頭は、選択応答において、 (応答全体ではなく) 応答に含まれる変種データ (実体本体と幾つかの実体頭の組合せ) に適用される変化情報を記録するのに使うことが出来ます。

  • Variant-Vary = "Variant-Vary" ":" ( "*" | 1#field-name )

Use of the Variant-Vary header is discussed in section 10.2.

RFC 4229

[9] RFC 4229RFC 2295 を出典に IANA登録簿に状態「実験的」 で登録しています >>8