TOPS-10の日時形式

DECの日時

OS/8 の日時

[41] PDP-8 () の OS である OS/8 における日時についてです。

[43] OS/8 では日付は3ビットで表されました。 >>44 8年分記述でき、基本的に [ , ] と解釈されました。 >>42

[45] OS/8 の後継の COS-310ファイルシステムは、 この点が改善されていたとされます。 >>44, >>39 具体的には不明です。

[42] Directory of linctape-images/os8l/ps-8-system-25.linc, http://www.pdp8online.com/pdp8cgi/os8_html?act=dir;fn=linctape-images/os8l/ps-8-system-25.linc;sort=ext

OS/8 can only store dates for an 8 year period so dates will be shown as 1970-1977 unless the media had a printed directory or other information find the correct date range.

[44] Doug Jones's DEC PDP-8 FAQs, Douglas W. Jones, http://homepage.cs.uiowa.edu/~jones/pdp8/faqs/

COS-310, DEC's commercial operating system for the PDP-8, supported the DIBOL language. COS-310 was a derivative of MS/8 and OS/8, but with a new text file format. The file system is almost the same as OS/8, but dates are recorded differently, and a few applications can even run under both COS and OS/8.

TOPS-10の日時

[32] PDP-10 () の OS である TOPS-10 における日時についてです。

日付形式

[34] 場面により、数種類の日付形式が使われていました。

[3] date >>1 #page=10

[17] ANSI format: = >>1 #page=115

[31] ANSI X3.30-1971 あたりか?

[19] >>1 #page=330

[20] 07-18-80 (おそらく)

[33] 日時中の日付: >>10

時刻形式

[35] 日の時刻形式は何通りかありました。

[6] hh:mm:ss >>1 #page=10

[21] 自動生成ファイル名 : hhmmss >>1 #page=108

[22] Time of day in milliseconds >>1 #page=87

日時形式

[5] date-time >>1 #page=10 : 絶対、相対の2通り

絶対日時形式

[9] >>1 #page=21

[10] 日付年月日の順序と月名の違いで3通り

[11] 月名は1から3文字、曜日名は3か4文字

[12] 以外は省略可能

[13] は1桁、2桁、4桁。

[14] 0, 80, 1980 がを表すという例が示されています。 どういう補完なのかは不明。

[36] 3桁がないということは1桁は意図的に認めたのでしょうが、米国では (当時は?) そういう用法があったのでしょうか。

[37] FIPS 4 も1桁, 2桁, 4桁を認めてます。当時の米国ではそれが一般的だったのでしょうか。 それとも両者は関係があるのでしょうか。

相対日時形式

[7] 現在日時からので表現、 -過去+未来 >>1 #page=21

[8] -3D:4:27:21 = 3日4時間27分21秒前

その他の日時形式

[38] この他に、絶対時刻と違った形式の日時が使われることがありました。

[16] DAYTIME の形式 >>1 #page=84

[18] >>1 #page=241

DATE75

[24] TOPS-10 は元来から日付しか処理できませんでした。 >>23

[26] TOPS-10に始まり、 にこの名前となったとされます >>25 ので、 初期開発当時としてはこの範囲は妥当だったのでしょう。

[27] どのようなデータ構造だったのでしょう? 212 ビットの数だと11年と4日より数十日多いような?

[28] DATE-75 と呼ばれる修正で3ビット追加され、まで扱えるようになりました。 >>23

[29] ところが元々未使用だった3ビットは他の目的に使われることがあり、 様々な不具合を生じていました。 >>23

[30] には追加された3ビットのうちの2ビット目が使われるようになり、 今度は2ビット目を使っていたプログラムで不具合が生じました。 >>23

[15] 挙動切り替えのための DATE75, NODATE75 なるオプションがありました。 >>1 #page=51, 52

[40] Wikipedia日時桁溢れ問題の最古の事例として掲載しています。 >>39

メモ

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