RFC 1115

PEM (電子メール)

[10] PEM は、インターネット電子メール暗号化署名についての仕様でした。 PEM は失敗に終わり現在では使われていませんが、要素技術の幾つかは現在でも使われています。

プロトコル

[17] 「外側」の RFC 822 メッセージに、暗号化署名が適用されたデータを含む 「内側」のメッセージを埋め込む形になっています。この埋め込み方法は RFC 934 に沿ったものです。

[19] 「内側」もヘッダー本体に分かれています。

[20] 本体のバイナリーデータの符号化方式は、後に Base64 と呼ばれることになるものです。

[16] 次の項目も参照。

歴史

第1世代

第2世代

第3世代

[22] RFC 1154 には RFC 1113, RFC 1114, RFC 1115 の更新を提案するものだとかよくわからんことが書いてありました。 RFC 1154

第4世代

HTTP への組み込み

[18] HTTP での利用も提案されていました。 HTTP auth-scheme PEM が使われていました。

[2] NCSA httpd/Mosaic: Using PGP/PEM auth ( ( 版)) http://www.meb.uni-bonn.de/docs/PEMPGP.html#protocol

[5] >>4 のリンク先はおそらく >>2 (のオリジナル) と思われます。

その後

[1] PEM っていまだに IETF Proposed Standard だったのか。 MIME のときに PEM の失敗を認めたのではなかったの? (名無しさん 2004-07-12 08:42:19 +00:00)

関連

[11] 電子メールへのデータの埋め込み方式は MIME および Base64 へ、 電子メールにおける署名暗号化S/MIME へ、 証明書の取り扱いは PKIX へと引き継がれています。

[21] RFC 1113 - Privacy enhancement for Internet electronic mail: Part I - message encipherment and authentication procedures ( 版) http://tools.ietf.org/html/rfc1113#section-4.3