[1] CSS 2.1 によれば、字句化の段階で空白とみなされるのは
U+0009
CHARACTER TABULATION
U+000A
CARRIAGE RETURN
U+000C
FORM FEED
U+000D
CARRIAGE RETURN
U+0020
SPACE
です。も空白とみなします。
[3] WinIE 6 は >>1-2 の6文字に加え、
U+00A0
,
U+2000
,
U+2001
,
U+2002
,
U+2003
,
U+2004
,
U+2005
,
U+2006
,
U+2007
,
U+2008
,
U+2009
,
U+200A
,
U+200B
,
U+3000
,
U+FEFF
も空白とみなします。
[5] Opera 9 は >>1-2 に加えて
U+00A0
,
U+1680
,
U+180E
,
U+180F
,
U+2000
,
U+2001
,
U+2002
,
U+2003
,
U+2004
,
U+2005
,
U+2006
,
U+2007
,
U+2008
,
U+2009
,
U+200A
,
U+2028
,
U+2029
,
U+202F
,
U+205F
,
U+3000
を空白とみなします。 WinIE と出入りがあるのに注意してください。
[6] 空白文字であっても、名前文字でもあることがあります。
例えば、子孫結合子のつもりで U+3000
だけを使うと、 WinIE でも Opera でも U+3000
は要素名の一部とみなされてしまいます。
ですが、 U+0020
の後ならば、
U+3000
は要素名とはみなされません。
WinIE は要素名と鍵語で違った字句化を行うようです。
red
の直後にある U+3000
は無視してくれます。 Opera では U+3000
も鍵語の一部とみなすらしく、宣言自体が無視されます。
Firefox は U+3000
を空白とはみなさないのですが、
鍵語の後に1つ以上 U+3000
が続いていても、
ついていないものとみなされるようです。色名の場合は、
U+3000
も CSSOM に現れますが、
レンダリングへの影響としては無視されます (先の例は WinIE
同様赤字になります)。色名以外 (少なくても
float: right
と
text-align: right
) では CSSOM
には U+3000
を除去したものが現れ、
レンダリングへの影響としても無視されます (右寄せになります)。