[1] DIS10646 において、実際に使用する文字のレパートリに応じて短縮した表現を用いる符号化方式を、符号短縮法 (Compaction Method) という。
[2] DIS 10646:1990 には、正規形も含めて次の形式が定義されていた。
今の UCS で言えば、4オクテット正規形が UCS-4, 2オクテット縮小形が UCS-2, 動的縮小形が SCSU 辺りに相当すると思われ。 但し、縮小形は UCS-2 とは異なり、 BMP 以外の任意の面も選択可能。
[3] 例えば、日本で使うには、 G=032, P-064 (BMP の A-nn (非漢字) と、 JIS 漢字。) の2オクテット短縮形がよい。この短縮形に移行する ISO/IEC2022 的エスケープ・シーケンスは、
ESC 02/05 02/15 F2 HOP HOP 032 064 (但し、 HOP = 08/01, F2 は未定の終端バイト。)
とする。