短縮URL

短縮URL

[3] 短縮URLは、本来の URL へのリダイレクトを短い URL で提供する Webサービスです。

[10] Twitter が流行した2010年頃に多くの短縮URLサービスが作られました。 しかし Twitter 公式の t.co が自動的に用いられるようになったため、 ブームは去りました。

利点

[9] Twitter のような文字数制限の厳しいサービスで URL をやり取りせざるを得ない場合や、印刷物等で URL 入力に人間が介在する場合など、短い URL であることが望まれる場合に、 本来のWebサーバー側に変更を加えることなくこれを実現できます。

欠点

[11] 元の URL が隠れてしまいます。そのため、

[14] Twitter などでやり取りされる URL のほとんどは、 しばらく時間が経ったら使われなくなることでしょう。 実際サービス停止する事業者は言い分としてアクセス数の減少を挙げていたりします >>8。しかし、 URL の寿命を第三者が勝手に決められるのはおかしな話ですし (昔のことを振り返ることすらできなくなるというのはひどいことです)、 アクセス数が少なければ参照先が見れなくても良いというものでもないでしょう (大企業運営の人気サイト以外なくなっても問題ないというようなものです)。 短縮URL提供事業者は利用者コンテンツを接続するという重要な社会的ミッションを (勝手に) 背負ってしまっているのですが、 どうせ何も考えずに流行りにのって参入してから重責に耐えられず後悔しているのでしょう。 そしてそんな杜撰なサービス運営者を見破れなかった哀れな利用者とその周辺の一般人が不利益を被るわけです。

短縮URLサービス

[4] 短縮URLサービス

プロトコル

[17] 短縮URLを予め当該文書中に示す方法がいくつか提案されました。

[18] それほど需要もなかったのでしょう、いずれの方法も普及しませんでした。

rev=canonical

[7] rev=canonical が提案されたこともありました。 rev=canonical 参照。

rel=shorturl

Q & A

[46] Q: 安全な短縮URLサービスはありますか?

[47] A: 原理的にあり得ません。 強いて言えば自社で運営すれば安全に使えます。

関連

[22] 目的は異なりますが同種のものとして PURL がありました。

[23] 範囲は限定的ですがうごメモコマンド, インターネットナンバーのような機構もありました。

メモ

[1] URL貼っただけで逮捕とか物騒な世の中ですね…! - ぼくはまちちゃん!(Hatena) ( 版) http://d.hatena.ne.jp/Hamachiya2/20090711/timerurl

[2] 短縮URL、サービス終了後も使えるように――ディレクトリサービス始動へ - ITmedia News ( 版) http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0908/18/news030.html

[8] 【やじうまWatch】 その数なんと約880万件、URL短縮サービス終了により発行済みの短縮URLがすべて無効化 - INTERNET Watch (株式会社インプレス著, ) http://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1081357.html

これはpixivが運営していた短縮URLサービス「p.tl」で、9月29日(金)の12時をもってサービスを終了することが告知されたのだが、新規の受付を停止するだけでなく、これまでに発行された短縮URLが上記期日をもってリンク切れになるというもの。

[24] URL短縮サービス[p.tl] - pixiv, http://p.tl/

p.tlは約3年前となる2014年5月4日に短縮URLの新規生成を停止し、現在では発行済URLの99%以上に対してアクセスが発生しておらず、既にリンク切れしているものも多数存在する状況です。

なお、第三者による転用が行われないよう、p.tlドメインは今後も弊社にて所有いたします。

[25] いやその1%に今アクセスしたいんだが!!!

[26] いずれこうなるとみんなわかってたでしょ、言われてたでしょ、わかってたのに最新流行でおしゃれだからと業界各社雁首揃えて我先にと参入した。

[27] 技術的に筋悪、ビジネスモデルもない、ただなんとなく流行ってるからのバブルで盛り上がってただけ。

[28] 作ってる技術者はこんな無駄なことやめましょうと言わなかったのか。技術者倫理はどうなってるんだ。それとも言えなかったのか。ブラック企業なのか?

[29] 企業統治もどうなってるんだ。どう見ても採算が合わない事業に投資する判断は誰がどうやって下したんだ。止める人はいなかったのか。 無駄金を垂れ流し続け、サービス停止で会社のイメージも低下させて、どんないいことがあったのか。 サ終のとき無能な経営陣は責任を取ったのか?

[30] >>24 みたいにドメインは保持し続けてるのはせめてもの良心か。 でも役に立たないドメイン維持費を垂れ流してるのは自業自得とはいえ、ねえ。 短くて使い勝手良さそうなドメイン名、使わないなら解放しろと思ってる人もいるのでは。

[31] あれこれ考えると社会的に悪だし会社的にも悪なんよな。

[34] >>32 は何を言っているのか意味がわかりにくいが、確かに >>33 を表示すると URL はリンクにならないし、その URL を開いても Twitter のエラー画面が表示されるだけで、元来何を指していたのかはまったくわからない。

[35] X(旧Twitter)の短縮リンク(t.co)の古いものがリダイレクトされず、元のURLも表示されなくなってる – OREFOLDER, https://www.orefolder.net/2023/08/x-t-co/

新しいものやgmail.comのような(アクセスが多い?有名な?)ものであれば、上記のように見た目上は元のURLが書かれているように見えますが、実際はt.coの短縮URLにリンクされており、そこを経由して元のURLへ移動します。

だいたい2014年あたりを境界としてそれより古い投稿のリンクが単なる文字列になっているようです。ただし、同じ日でもリンクが機能しているものとしていないものがあり、単純に日付で切っているわけではないようです。

[36] 2014年は平成26年。

[37] Xユーザーのζさん: 「「Xが2014年以前に投稿されたツイートの動画・画像を削除した」との情報があったが、Xから直接発表があったわけではなく、症状を欧米のユーザによって確認されただけなので、t-co のリンク切れが原因なのか、画像や動画そのものが実際に削除されてしまったのか、まだよく分からない」 / X, , https://twitter.com/zetamatta/status/1693093725071896917

[38] Xユーザーの小野マトペさん: 「自分の画像で調べると、2014年11月7日以前の画像のURLリンクが死んでるっぽい。ただ死んでるURLはhttpなので、https移行との絡みでなんかあった可能性も? https://t.co/pxgTEPuAJl」 / X, , https://twitter.com/ono_matope/status/1693084191402131464

[39] ところでこれより前の時代に遡るとTwitter社以外の短縮URLサービスやTwitter以外の提供する画像投稿サービスのURLを貼ったツイートが多く (Twitter にはもともとこうした機能はなく利用者が勝手に外部サービスを使っていた)、 それらのサービスは軒並み潰れたので、 Twitter 社の動向いかんに関わらず情報を失っているツイートは多いんよね。 (だから Twitter 社が過去ツイートを壊してもいいという話ではない。)

[40] XユーザーのSupportさん: 「Over the weekend we had a bug that prevented us from displaying images from before 2014. No images or data were lost. We fixed the bug, and the issue will be fully resolved in the coming days.」 / X, , https://twitter.com/Support/status/1693732980324536695

[41] オートバックスのDMにあるQRコードにアクセスしたら詐欺サイトに飛ばされてクレカ決済されてしまった「QRコードを乗っ取られた?」 - Togetter () https://togetter.com/li/2257076

[44] なぜQRコード短縮URLを使うのかが謎。 QRコードが大きくなるのが嫌だった?

[45] 短縮URLはリダイレクト時のアクセス解析機能を提供しているところが多いらしい。 そういうのが使いたいからっていう需要があるのかも。

[48] マーケティング短縮URLを活用しようって布教してるアフィブログみたいなサイトがいくつかあるのかあ。 闇やなあ。

[49] Google、URL短縮サービス「goo.gl」を2025年8月に完全終了へ - ITmedia NEWS, https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2407/19/news093.html