省略時値

既定値 (SGML)

[1]

省略時値 (default value)
属性指定がない場合に属性値を特定する属性定義の一部。 (JIS X 4151‐1992 3. (123))

[3] 現在の訳し方では既定値とするのが普通。

[2] 例えば、 <!ATTLIST foo bar CDATA "baz"> と宣言しておけば、 <foo/> には自動的に bar 属性が補われて、 <foo bar="baz"/> 相当とみなされます。

既定値指定の値

[6] 既定値指定の値は次のような意味を持ちます。 (詳しくはそれぞれの下位節を参照してください。)

rni CONREF (内容参照属性)
当該要素の内容がある時にはこの属性は使えません。 逆にこの属性がある時は空要素になります。 この鍵語XML では使えません。
rni CURRENT (現属性)
その属性は、前に同じ属性で最後に指定された値と同じ値とします。 この属性を最初に使う時は必須です。 この鍵語XML では使えません。
rni FIXED 1*ps 属性値指定 (固定属性)
属性値は、陽に指定される場合は、必ず指定された値でなければなりません。 そうでない時は非妥当です。
rni IMPLIED
その属性の値は省略可能です。値は応用により決定されます。
rni REQUIRED (必須属性)
その属性は必須です。すなわち、 関連付けられた要素型記法である要素データ実体属性指定並びには、 この属性の属性指定が必要です。無ければ非妥当です。
属性値指定
その属性は省略可能です。省略された時の値はここで指定された値です。

鍵語の前に rni が必要なのは、属性値指定属性値である時と区別するためです。

メモ