機種依存文字

機種依存文字 (文字コード)

[1] 機種依存文字は、ワープロパソコン機種に依存して使えたり使えなかったりする文字 (漢字非漢字) のことをいいます。20世紀に使われていました。

[2] 当時の計算機システムでは様々な文字コードが使われており、更にメーカー機種ごとに独自の拡張が多々行われており、多数の機種依存文字がありました。 ある機種の文字文字コード (符号位置) が他の機種では未割り当てで豆腐下駄として表示されるのはましな方で、 漢字が他の漢字文字化けしたり、丸付き数字曜日記号に文字化けしたりすることは日常茶飯事でした。

[3] 混乱は収拾不可能かのようにも思われましたが、日本においては90年代中頃の Windows 3.1 によるマイクロソフト標準キャラクタセットへの統一やワープロの消滅、 21世紀初めの Unicode への移行によって、他の地域でもこれと前後して Unicode への移行によって徐々に解消されていき、00年代後半には事実上機種依存文字は存在しなくなりました。

[4] Unicode に統一された現在、個別のフォントの違いやプラットフォームに備えられたフォントの集合の違いにより、 利用環境によって文字が正しく表示されたり、表示されなかったりすることがあります。 しかしこれはかつての機種依存文字とは異なる性質のもので、区別されます。

[5] おじさんはおじさん構文絵文字を使いこなしてる(?)から、 未だに機種依存文字環境依存文字とか言ってる人達はおじさん通り超えてジジイだよねえwww

[6] Xユーザーの湯村 翼 Tsubasa YUMURAさん: 「プログラミングの初学者に初手でこれを混乱させずに教えるの無理やろ・・・。 https://t.co/FxtoDUtmDR」 / X, , https://twitter.com/yumu19/status/1724792702150340755/photo/1

[7] >>6 プログラミングの講義(?)で YEN SIGN らしきものが「機種依存文字」と呼ばれている事例。