[19] 月時計は、 朔望に基づいて時刻を表現した時計です。 >>20
平均朔望月の長さは約 29.530589 日なので、これを 60 等分すると、一単位は約 12 時間(11.812236 時間)になります。これを〈刻〉という単位語で呼ぶ事にしました。新月の瞬間から次の新月までを 60 刻に区切るので、0 刻は新月、30 刻は満月、15 刻と 45 刻は半月に相当します。文字盤の下半分に小さく組み込まれている時計が一周 60 刻で、個々の目盛りが一刻に当たります。
一刻の長さ(約 11.8 時間)を 12 等分すれば、一般的な一時間とほぼ同じで僅かに短い単位(約 0.984 時間)が出来ます。これを更に 60 等分、更に 60 等分して、一般的な分・秒とほぼ同じ単位を作りました。前掲の時計で中心から出ている三本の針がこれらを表すので、普通の時計と同様に読めるけど僅かに速いです。刻の針が一目盛り進む間に、短針が一周します。単位語は〈月時〉〈月分〉〈月秒〉などが考えられますが、紛らわしくなければ〈時〉〈分〉〈秒〉と言ってもいいです。
月番号は、1970/1/8 の 4:36:40(日本時間)を第一回の新月として起算しています。この日から数え始めているのは、JavaScript の時刻が 1970/1/1 から始まるというだけの理由です。この起算時刻は妥当性が未検討で、将来調整するかも知れません。日付として無意味だし、時刻としては平均的な新月の瞬間からちょっとずれてる気がしています。
[28] 年の単位がなく月が最上位の珍しいタイプの太陰暦型暦法です。
[29]
そのため年の月ではない最上位の紀月法という珍しいものが使われています。
他に数例しかありません。
[30] この紀月法は Unix epoch を含む月が 0, その次の月が 1 になります。
[31] HTML月番号が近いですが、 HTML月番号はグレゴリオ月ベースなので少しずれています。 HTML月番号は Unix epoch の月が 0 です。
[21] 公式サイトには、
他の表現方式による月齢
として、 「日数」「秒数」「百分率」「四分率」による月齢が表示されます。 >>20
[25] 百分率の単位は % で 0% から 100% の範囲の値を取りますが、 四分率の単位は Q で 0 Q から 4 Q までの値を取ります。 説明はありませんが、 同じ作者の四半月暦構想と関係すると思われます。
[26] 四半月暦は、朔望月の を基本単位とする暦法として構想されたものです。