[5] 元号名は普泰とされます。 >>1, >>2, >>4, >>3, >>6

[7] 历代建元考は、 別名を普嘉とし、 諸書が普嘉としていると書いていました。 >>3, >>6

[10] 普太とするものもありました。

[14] 「陜西碑林博物館の普太 (泰) 元年 (五三一) 銘の四面像」 がありました。 >>13 PDF 12頁

[9] Google Books 所蔵 魏書 刊本に、 「普太元年」 とありました。 >>8 同じ箇所を维基文库本魏書は 「普泰元年」 としていました。 >>11

[25] Google Books 所蔵 金石萃編 刊本所収 路僧妙造󠄄像記󠄂亠 に、 「大魏ノなし普太二年四月廿四日」 とありました。 これについて、 「按文󠄃云普太二年借太爲泰字爲」 とありました。 >>24

[22] 北周の時代の 大周使持節大將軍故濟北公墓誌 に、 「普大元年,魏後二年,天和六年,」 とありました。 >>21, >>23 複数のWebサイトで引かれていましたが、 その銘文の出典は不明で (独立したものかも不明)、 翻刻の正確性も不明です。 Webサイトのうちの1つは 「普大元年」 を 「普泰元年」 と解していますが、その点を特に説明していませんでした >>23。

[78] 北周の時代の 北周驃騎大將軍高唐縣侯乙弗紹墓誌 に、 「普大元年」 などとありました。 拓本画像 >>76, >>77、釈文 >>76 拓影によれば大は「大」。

[33] 北周の時代の庾信の碑文にこの元号を書いたものがありました。

• [27] 中文版维基百科が文苑英华から引いた 周陇右总管长史赠少保豆卢公神道碑 に、 「保定二年,普太二年,大统三年」 とありました。 >>26
• [32] 中國哲學書電子化計劃本庾子山集 およびその元になった刊本所収の 周隴右總管長史贈太子少保豆盧公神道碑 に、 「普 㤗二年」 とありました。 >>30, >>31
• [34] 维基文库本四庫全書本後周文紀所収の庾信の 周隴右總管長史贈太子少保豆盧公神道碑 に、 「普泰二年」 とありました。 >>99

[28] 文苑英华を引いた中文版维基百科は、 「普太二年(532年)」 と書いて、 普泰記事にリンクしていました。 >>26 特に注釈はありませんでした。

[19] 北魏の時代の程延貴墓誌なるものがありました。 普泰元年9月21日のものとされますが >>20、 偽刻と考えられています >>20, >>18。 Webサイトに 「宁远将军程延贵墓志铭,正书,普泰元年九月,普泰作普太。」 と書いたものがあり >>18、原文は 「普太」 なのでしょう。

[16] 中國哲學書電子化計劃 本 開元占經 に、 「《後魏書》曰:「前廢帝普大元年,司徒府、大倉前井並溢,」 とありました。 >>15 中國哲學書電子化計劃 のテキストの品質はまちまちで、 原典をどれだけ正確に翻刻しているかは定かではありません。 维基文库本魏書の該当箇所には、 「前廢帝普泰元年秋,司徒府太倉前井並溢。」 とありました。 >>17 (「太」であろう箇所が2つとも「大」になっている点に注意。 太 )