[1] 日本の領土や旧領土、租借地、治外法権地域、戦時占領地等の他にも、 事と次第によっては日本の領土となった可能性のあった地域がいくつかあります。
[4] 明治時代初期、ハワイ王国の国王は、 日本との連邦を提案したといわれています。
[2] 明治時代、一時日本人がミッドウェー島に居住していましたが、 日本政府は米国政府の領有の主張を承認しました。
[6] 大正時代、 日本の南極探検隊は大和雪原を日本領と宣言しました。 しかし日本政府はこれを公認せずに放置し、 第二次世界大戦の結果領有権を放棄しました。
[3] 明治時代、一時日本人がウェーク島に居住していましたが、 日本政府は米国政府の領有の主張を承認しました。 後に大東亜戦争で日本の戦時占領地ともなりました。
[9] 明治時代、東沙諸島プラタス島に日本人が入植し、 日本政府に領土編入を求めましたが、清国領土とされました。
[5] 昭和時代初期、 チリ政府は日本 (や英国や米国) にイースター島およびサラ・イ・ゴメス島を売却することを打診しましたが、 実現しませんでした。
[7] パラオは独立後に日本への復帰を日本政府に打診したという説がありますが、 真偽が明確ではありません。 他の南洋群島地域も米国からの独立時に日本復帰を主張する人がいなくはありませんでしたが、 米国統治時代に米国依存度が高まっていたため現実的でなくなっており、 主流の主張にはなりませんでした。 (ただし日本統治時代を覚えている世代の人が日本人にリップサービス的に日本に復帰したかったと言うことは、 特に独立・米国併合の直後の頃には、ままあったようです。)
[8] ロス・ジャルディン諸島、グランパス島は、仮に実在していた場合、 日本近海であり、日本領だったかもしれません。