慶長

慶長

元号名

慶

元号略号

[10] satake-mokuroku03.pdf, , https://rekishikan-ibk.jp/cms/wp-content/uploads/2022/03/satake-mokuroku03.pdf#page=44

[134] 東北地方の塔婆類と野々江本江寺遺跡出土塔婆, 山口博之, 2012年3月, , https://www.ishikawa-maibun.jp/wp-content/uploads/2019/05/jouhou_27.pdf#page=46

紀年には慶長五年を慶五と年号2文字目を略す場合などがあること。

慶六

孝長

[16] 慶長が孝長と書かれたと推測される事例があります。

用例

日時事例

諸説

[5] 一応孝長と読まれてるものの、慶長の誤写の可能性が高いとされます。 なお、出典は何らかの近世写本と推測されるところですが、明確にされていません。

[23] 用例の十二支年の一致や第1字の慶との字形の類似から慶長と推定されていると考えられます。

[25] >>24 は明治時代の書籍で、おおむね各文字が独立して書かれていますが、 各文字は崩れて書かれています。ここで、 「豊臣秀吉公慶長元年」と書かれていて、「けいちやう」と振り仮名もあって明らかに慶長である元号名の第1字は、 艹の下に子の縦線を揺らしたような字形になっています。 国立国会図書館デジタルコレクションの OCR は、これを孝長と誤読しています。 これと似た字形が、 くずし字解読辞典 >>26 3379 (p.225) にもあり、 慶と説明されています。

[27] >>25 のバランスを少しいじって、艹の右の縦画を下まで伸ばすなどすれば、 孝 の字形に近づいていきます。

[28] >>17 が写本だとすると、その原本は >>27 のような曖昧な字形だったのかもしれません。

[30] >>29 の写本には国立国会図書館デジタルコレクションが孝長と誤読する慶長がいくつも出現します。 全文通してかなり崩れた字形で、慶も孝と紛らわしく見えます。 注意して見ると上が土になっていませんが、読み間違えることもあるかもしれません。

文字
文字
慶
字形類似
孝

研究史

[20] の SNS 投稿で >>17 が紹介されました。 >>3

[21] 慶長の誤写と推測されてます。 >>3, >>4 十二支年の一致が根拠に挙げられています。 >>4

[22] 言外に長の一致や第1字の字形の雰囲気の類似も根拠とされていそうです。

慶応

[6] 常滑市誌, 常滑市誌編さん委員会, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/9569397/1/102?keyword=%E6%85%B6%E5%BF%9C (要登録)

[7] >>6 慶応とあるが慶長の誤記とされる。

長慶

長慶

遡及年号

遡及年号, 11/27改元

[13] >>51 慶長元年八月吉□

[14] >>51 は工人の漢文の習熟度を端的に物語るものの1例として >>13 を挙げていて、どうやら未熟な紀年と認識しているようです。 しかしこれは漢文の習熟と関係する要素がなく、 むしろ過去の日付に遡って新元号を適用するというある種高度な観念あっての銘文というべきでしょう。

延長年號

[8] Xユーザーの石田三成-ZIBU-さん: 「なにが「昭和101年」だ 明日から「慶長431年」だから。」 / X, , https://x.com/zibumitunari/status/2006289542677225738

干支違い

[1] 川口市史 古代・中世資料編, 川口市, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/9641575/1/337 (要登録)

干支ずれ(改刻疑惑)

[9] 川口市文化財調査報告書 第12集, 教育局社会教育課, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/12706506/1/26?keyword=%E6%85%B6%E9%95%B7 (要登録)

メモ