定義済みデータ文字実体

定義済みデータ文字実体

[1]

WebSGML K.2.4.1 定義済みデータ文字実体 (predefined data character entity)
重要なSGML文字データとして参照するために使用される、 構文参照文字集合中の文字番号と関連付けられた一般実体
  • 備考 DTD宣言を考慮せずに構文解析を行う際に、 区切り子としての解釈を回避可能にするため、 データが出現可能なモード内で認識される個々の区切り子文字列の先頭文字に対して、定義済みデータ文字実体が存在することが望ましい。

[2]

[3] 例えば、 XML の場合の宣言は

ENTITIES
  "amp"  38
  "lt"   60
  "gt"   62
  "quot" 34
  "apos" 39

になります。これは、内部部分集合の一番先頭に

<!ENTITY amp  "&#x26;38;">
<!ENTITY lt   "&#x26;60;">
<!ENTITY gt   "&#x26;62;">
<!ENTITY quot "&#x26;34;">
<!ENTITY apos "&#x26;39;">

と暗黙に書かれていることとなります。 (K.3.4.2 参照。)