内部部分集合

内部部分集合 (SGML)

[11] 内部部分集合は、 宣言部分集合の一種であり、 マーク付け宣言に直接記述できるものでした。

[12] ほとんどの場合文書型宣言内部部分集合を指していました。 他に連結型宣言にも存在しましたが、連結型自体がほとんど用いられませんでした。

SGML

Web SGML

[1]WebSGML

文書型宣言部分集合のうち、文書型宣言dsodsc の間に現れる部分。 Internal subset。 dso 及び dsc が省略された場合、内部部分集合は、存在しなのではなく、 となる。 (WebSGML K.2.1.3)

[2] 文書型宣言は、内部部分集合外部部分集合の2つで構成されます。

  • [3] で、 Web SGML 的には連結型宣言は無視ですか。連結型宣言にだって内部部分集合と外部部分集合くらいあるのに。
  • [4] >>3 を考慮して定義し直すなら、マーク宣言の内部に直接的に記述される宣言部分集合くらいでどうでしょう?
  • [5] でも宣言部分集合ってもしかしてデータ属性指定とかも含まれるのかな? だとしたらそれらも内部部分集合に含めちゃって良いのかな? その辺の言葉の定義をチェックしておいた方がよさげ。

[6] >>4-5 内部部分集合外部部分集合という言葉の存在意義は内部外部の区別にあるのですから、やはり対象となるのは文書型宣言と連結型宣言だと思います。

従って、文書型宣言または連結型宣言で、 DSODSC の部分と定義するのがよいでしょうか。

たとえ形式的に似ていても、マーク区間宣言の一部分やデータ属性指定は内部部分集合に含めるべきではないでしょう。 慣習的な用語の意味としてもそうでしょう。

XML

DocumentType インターフェイス internalSubset 属性

[8] Firefox 1.5 と Opera 9 はともに XML 文書内の内部部分集合そのままの文字列internalSubset 属性に入れるようです。 内部部分集合が明記されていない場合や HTML 文書の場合には internalSubset空文字列になります。

[9] Firefox 3 でもHTML文書internalSubset空文字列です。

[10] 801545 – Remove obsolete attribute: DocumentType.internalSubset ( 版) <https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=801545>

メモ

[7] 内部部分集合を使ったときに表示されるごみを隠す (わかば 著, 版) <http://suika.fam.cx/~wakaba/d/#d4-3> (名無しさん 2007-05-05 03:16:30 +00:00)