[1] 一般体系システム宣言は、 システムが対応している一般体系の版や任意選択の選択肢についての情報を記述したものです。
[2] 仕様書:
[3] 一般体系システム宣言は、 参照具象構文による体系支援宣言 (一般体系宣言) として記述します。
対応している一般体系の版は、公式公開識別子によって示されるものから判断して良いものと思われます。
一般体系内の任意選択の機能への対応は、体系支援属性によって行います。
共通要素属性に関しては共通要素属性選択肢
(commatts
) 体系選択肢属性に、
共通データ属性に関しては共通データ属性選択肢
(dcnatts
) 体系選択肢属性に記述します。
(これらの属性の詳細は一般体系宣言の項を参照して下さい。)
機能の名前は属性値に高々1つ記述できます (重複は認められません)。
[4] 仕様書 ISO/IEC 10744:1997 A.7.9 にはすべての機能に対応した一般体系システム宣言の例が載っています。
ところでこれ、 >>3 の2つの体系支援属性だけで、
他の体系共通の体系支援属性や一般体系固有の
ID即時参照要素型SGML模型群 (irefmodl
)
属性は定義されていません。これは、
一般体系システム宣言の目的 (対応できる版と機能の明示)
の範囲外だから記述しないということなのでしょうか?