[1] 任意選択の機能を採用するかどうかや外部情報によって決定する引数の値をどう設定するかによって確定するように作られた仕様において、 採用する機能や引数について規定したものを、プロファイルと呼びます。
[2] 「profile」という語は、日本語では「プロファイル」と「プロフィール」の2つの表記がありますが、 本項の用法では大抵「プロファイル」と表記されます。
[4] 日本語EUCは、ISO/IEC 2022 のプロファイルである EUC のプロファイルです。
[6] Nameprep は Stringprep のプロファイルです。
[7] XML は SGML のプロファイルとして理解されることがあります。
[11] W3C-DTF は ISO 8601 のプロファイルで、 ISO 8601
の制約を限定したいくつかの日時の表記を定義しています。 RFC 3339 と
xs:dateTime
も別の ISO 8601 のプロファイルです。
これら3つはほとんど同じで、すべてのプロファイルに適合することも可能ですが、
1つまたは2つにしか適合しないこともあります。
[9] 利害関係者が多い仕様は、 様々な機能を盛り込み、そのうちのどの機能を採用するかは応用や実装に任せていたりします。 そうなると、「○○に対応」と言ったところで実装しているプロファイルが異なっていて、 相互運用性が無かったりもします。 ひどい場合には、矛盾した機能がオプションとして用意されており、 どちらを採用したプロファイルかによってまったく互換性が無かったりもします。
[10] XML processor profiles ( ( 版)) http://www.w3.org/TR/2014/NOTE-xml-proc-profiles-20140206/#dt-profile