ファイル末字句

ファイル末字句

[1] EOF (end of file) は、ファイルの末尾です。 古くは特別なビット組合せによって表現することもありましたが、 現在では専ら概念的、あるいは特定の実装の内部的な存在となっており、 具体的な存在に遭遇することは極めて稀です。

仕様書

HTML における EOF

[7] HTML構文解析器 (やXML構文解析器) の規定では、 入力ストリームの末端を表す概念的な文字として「EOF」文字が使われています >>6

[8] 通常は、「EOF」文字は実際の文字ではなく、文字がそれ以上存在しないことによって表されます >>6

[9] script-created parser においては、 document.close明示的「EOF」文字 (explicit "EOF" character) を挿入することになっており >>6、この“文字”が「EOF」文字です。

[4] いずれにせよ、構文解析器の動作を規定するための内部的な存在であり、 実際の HTML文書上には存在しません。

URL における EOF

[11] EOF符号位置 (EOF code point) は、 文字列符号位置ストリームの終わりを示す概念上の符号位置です >>10

関連

[2] SGML ではファイルに相当する実体の末尾を表す信号として実体終了 (Ee) が定義されており、実質的に EOF に相当します。

[3] C では文字列の終端に 0x00 (NULL) を使うのが一般的で、EOF と似ています。 (しかし NULLEOF ではありません。)

[5] SGML には zapeof 属性があります。

[12] RFC 959 - File Transfer Protocol ( ()) <https://tools.ietf.org/html/rfc959#page-4>

EOF

The end-of-file condition that defines the end of a file being

transferred.