[2] 利用者エージェントは、本来制約のない入力であっても、サービス拒否攻撃の防止、 メモリー不足からの保護、プラットフォーム固有の制限への対処その他の理由により、 実装固有の制限を課しても構いません。 >>1
[3] 仕様上範囲に制限がない数値であっても、実行しているアーキテクチャ依存の制約により、精度に限界があっても構わないと考えられます。
[4] input
要素で利用者が入力可能な文字列の長さに限界があっても構わないと考えられます。
[5] 数テラバイトの HTML 文書を与えられた時、途中で構文解析を打ち切っても構わないと考えられます。
[7] スクリプトの実行に関しては、資源に制約を課すことが明示的に認められています。
[8] かつてはイベントループのスピンに関する規定がありました。
[6] とはいえ利用者エージェントが任意の制限を設けられると広く解釈するべきではないでしょう。
例えば input
要素に10文字までしか入力できなかったり、1キロバイト以上の HTML
文書を読み込めなかったりするようなWebブラウザーは実用に耐えません。
(汎用ではない、特定目的の組み込みブラウザーなどでは、それでもよいこともあるかもしれません。)