&T表記

テキスト形式TRONコード

[2] テキスト形式TRONコードは、 SGML 文字参照風の TRONコード表記法でした。 &T表記&T形式とも呼ばれていました。

[3] 超漢字Webブラウザー (BBB) は HTML文書中のテキスト形式TRONコードTRONコード文字参照として解釈していました。

[6] >>1

xx 面を表します(16進数2桁)。

yyyy その面における文字コードを表します(16進数4桁)。

例えば、GTスクリプト2(第3面)の、文字コードA162で表される文字は、テキスト形式TRONコードでは“&T23A162;”と表現することになります。

[7] これが作られたのが平成10年代初期頃で、ちょうどWeb / HTML が流行していた時期でした。 それが SGML 文字参照風の表記になった理由でしょう。

[8] >>1 によると Windows 用、Web 用、インターネットメール用の文字コード変換が発生する場面でテキスト形式TRONコードが認識・出力されていたようです。

[9] Webブラウザーである基本ブラウザが対応していました。 >>1 まさしく SGML 文字参照 (的なもの) として実装されていたのでしょう。

[5] 超漢字MUA である超漢字メール (X-Mailer: BTRON Chokanji Mail R1.000) は charset=ISO-2022-JP で送受信しますが、 テキスト形式TRONコードの入出力に対応していたそうです。

[11] ISO-2022-JP, ISO-2022-JP-2, ISO-2022-JP-3, Shift_JIS, Shift_JISX0213, EUC-JP, EUC-JPJISX0213, Big5, EUC-TW, GB2312, ISO-2022-CN, EUC-KR, ISO-2022-KR, ISO-8859-1, US-ASCII, UTF-8, UTF-7テキスト形式TRONコードを出力しました。 >>10

[16] mbox で出力できました。 >>12

[17] 「半角の\を\と同一視する」オプションがありました。 (既定値は有効) >>12, >>13, >>14 「同一視」がどういうことかよくわかりませんが、 逆斜線円記号として表示するということでしょうか。 円問題

[18] 「&T表記を使用する」 オプションがありました。 (既定値は有効) >>12, >>13, >>14 テキスト形式TRONコードの読み書きの有無を変更できました。

[19] 「文字化けの可能性のある文字の送信禁止」 >>13, >>14

ON(ONマーク画像)にすると、(株)や丸付き数字などの、文字化けの可能性のある文字(日本基本13区の記号類の一部)を一切送信しません。OFF(OFFマーク画像)にすると、一部の文字セットに限り、これらの文字を送信することができます。【標準設定】はOFF(OFFマーク画像)です。

†この設定をOFF(OFFマーク画像)にすることで、文字セットを[自動選択:日本語(ISO-2022-JP固定)]にしたままで、(株)や丸付き数字などが含まれたメールを、そのまま返信することができます。ON(ONマーク画像)にしてしまうと、(株)や丸付き数字などが&T表記に変換されたり〓または?に変換されたりして、文意を損ねる場合があります。

ISO-2022-JP

[22] これらは text/plain に適用されていたようです。 >>12, >>13, >>14

[23] HTMLメールに対応していたという記述はなく、未対応でしょうか。 その他添付ファイルにも適用されないという意味と思われます。
[24] メールヘッダーにも適用されないということでしょうかね。 Subject:From: では文字コードで表せなければ文字化けしていたのでしょうか。

[20] 検索条件にテキスト形式TRONコードをかけました。

[21] テキスト形式TRONコードを使うとき「&」がどうなるのか不明。 (& 的な代替表記はあったのかどうか?)

[25] EspeTRON, https://esperanto.sannasubi.com/tron/index.htm

Shift_JIS + テキスト形式TRONコードで書かれたサイト。

[28] 同じ &T でもSATが使っていたのはGT書体の番号。