[1] XML名前空間では接頭辞 xml
に特別な意味を与えています。
この接頭辞は常に暗黙のうちに <http://www.w3.org/XML/1998/namespace>
と関連付けられています。つまり xmlns
属性で陽に宣言しなくても、この名前空間に属する属性は XML
文書で自由に使えます。
[2] ちなみに、 <http://www.w3.org/XML/1998/namespace> には XML Schema によるこの名前空間の定義があります。
[10] >>2 2004年11月付けで定義されているもの色々を説明した HTML文書が用意されています。
属性名 | 属性値 | 既定値 | 説明 | 状態 | 出典 |
xml:base | IRI参照 | (継承) | 基底URI | W3C 勧告 | XML基底 |
xml:id | ID | (なし) | 唯一識別子 | W3C 作業原案 | [xml:id WD] |
xml:lang | 言語札 | (継承) | 要素の自然言語 | W3C 勧告 | XML 1.0, XML 1.1 |
xml:link | 改訂済 (W3C WD) | ||||
xml:space | (preserve | default) | default | 空白の扱い | W3C 勧告 | XML 1.0, XML 1.1 |
[4] これらの属性は、 XML では特別な扱いを受けます。
xml
は固定で、
陽に宣言する必要はありませんし、他の接頭辞に変えることもできません。[6] 2003-10-17 00:31:56 +00:00 名無しさん: xml:id
属性が現在検討中。
[7] xml:lang
及び xml:space
は
XML 仕様書本体で規定されています。
xml:lang
については仕様書の errata
で重大な修正 (空でも OK
。) があります。
修飾名 | 説明 | 状態 | 出典 |
xml:Father | Jon Bosak | 予約 | xml XML Schema |
xml:specialAttrs | 特殊属性群 | xml XML Schema |
xml:Father
は XML の父を表すものとすることが会議で決まりました。
属性集合 xml:specialAttrs
は現在
xml:base
, xml:lang
,
xml:space
が含まれています。
将来 xml:id
も追加されるのかもしれません。
[3] 処理指令 xml:stylesheet
が提案されたこともありましたが、処理指令名に名前空間は適用しないことになったため、 xml-stylesheet になりました。
[5] >>3 XML:namespace
だったっけ?
[20] RE: "fighting it out between WGs" (was: inline CSS) ( (Chris Wilson 著, 版)) <http://lists.w3.org/Archives/Public/www-html/2000Feb/0322.html>
[21] Parsing (Windows) ( ( 版)) <http://msdn.microsoft.com/en-us/library/ie/hh673554(v=vs.85).aspx>