[1] 擬似コードは、プログラミング言語風に見えて、特にそうでもないコードです。
[24] アルゴリズムの記述では、 プログラム言語風の表現を使うことがあり、 擬似コードと呼ばれます。 自然言語に近いものもあれば、実際のプログラミング言語に近いものもあります。 ad hoc なものもあれば、仕様が定まったものもあります。 言語仕様が定まったものは擬似言語といいます。
[2] アルゴリズムの記述に実際のプログラミング言語を使うと、 アルゴリズムの本質と関係ないそのプログラミング言語特有の規約に紙幅を費やしてしまったり、 ポイントとなる部分が見えなくなったりすることがあります。 擬似コードは機械処理を想定せず人間が都合よく解釈してくれることを期待して、 執筆者の都合がいい「いい感じ」に動作してくれる仮想的な機械上の仮想的なプログラミング言語を作り出せます。
[25] Haruhiko OkumuraさんはTwitterを使っています: 「アルゴリズムの問題に日本語ベースの擬似言語(いわゆるDNCL)を使うことは、センター試験/共通テスト「情報関係基礎」で20年以上やってきた https://t.co/G476DtLjyl 2025年からの「情報I」でも、教科書によって言語が違うので、擬似言語しか考えられなかったんだけど、なかなか理解されない」 / Twitter, , https://twitter.com/h_okumura/status/1648486660173365249