MIME を使って署名つきメッセージを送るための媒体型です。

RFC 1847 <urn:ietf:rfc:1847> が定義しています。 ちなみに RFC 1847 は multipart/encrypted媒体型も定義してます。



boundarymime.boundary必須多部分境界 [MIME] (See multipart/*媒体型)
micalgmime.type "/" mime.subtype必須署名の媒体型 [RFC 1847]
protocolmime.value必須Message Integrity Check (MIC) [RFC 1847]

protocol パラメーターの値には、署名の媒体型を書きます。

micalg パラメーター

micalg パラメーターは、メッセージ完全性検査 Message Integrity Check (MIC) の名前を書き入れます。

RFC 1847 曰く:

The Message Integrity Check (MIC) is the name given to the quantity computed over the body part with a message digest or hash function, in support of the digital signature service. Valid value tokens are defined by the specification for the value of the protocol parameter. The value may be a comma (",") separated list of tokens, indicating the use of multiple MIC algorithms. As a result, the comma (",") character is explicitly excluded from the list of characters that may be included in a token used as a value of the micalg parameter. If multiple MIC algorithms are specified, the purpose and use of the multiple algorithms is defined by the protocol. If the MIC algorithm is also specified in the control information and the value there does not agree with the value in this parameter, it must be treated as an error.

メッセージ完全性検査は、本文部分を要約・ハッシュ関数で 計算した量の名前で、デジタル署名サービスが対応するものです。 妥当な値字句は、 protocol パラメーターで指定した仕様が 定義します。値には読点 (",") を使っても構いません。 この場合、複数の MIC 算法が使われていることを示します。 よって、読点文字は明白に、 micalg パラメーターの値に 使う字句に含めることが出来る文字の表から除かれます。 複数の MIC 算法を指定する場合、複数の算法の目的と使用法は プロトコルが定義します。 MIC 算法も制御情報を持っていて、 その値とこのパラメーターの値が一致しない場合、 誤り error として扱わなければなりません。

NOTE: The presence of the micalg parameter on the multipart/signed content type header is explicitly intended to support one-pass processing. MIME implementations may locate the second body part by inputting the first body part and computing the specified MIC values until the boundary identifying the second body part is found.

参考: micalg パラメーターの multipart/signed 内容型頭 への掲示は、明白に1過程処理に対応することを意図しています。 MIME 実装は2つめの本文部分を、最初の本文部分を入力して、 2つめの本文部分が来ることを識別する区切りまでの指定された MIC 値を計算することで配置しても構いません。


[3] 最初の部分は署名される部分です。署名部分には MIME 頭も含まれます。 MIME として妥当ならどんなものでも構いません。 (てことは、 multipart/* MIME型でもいいんだ。)


The signature in a multipart/signed only applies to the material that is actually within the multipart/signed object. In particular, it does not apply to any enclosing message material, nor does it apply to entities that are referenced (e.g. via a MIME message/external-body) by rather than included in the signed content.

multipart/signed 中の署名は、実際に multipart/signed 物体の 中にあるものにのみ適用されます。特に、囲んでいるメッセージ物体 や (例えば、 MIME message/external-body で) 参照されている実体 には適応されません。

... って書いてあるや。 multipart はどーなんだろう。

[4] 2つ目の部分は署名で、 protocol パラメーターの値と同じ MIME型になります。


1. MIME 正規形で(ほんとの)本文部分を用意する。 適切な MIME 頭も。

1.5. 7bit 表現にする。転送系が 8bit や binary であっても、関門で 7bit 世界に突入することを考慮して、 予め quoted-printableBase64 を使っておく 必要がある。

3. (ほんとの)本文 (と MIME 頭) を署名処理に通す。 で、署名の検証に要るデータをもらう。

3.5. 以上で用意したデータから、 multipart/signed 本文を組み立てる。


1. 最初の部分(ほんとの本文) と2つ目の部分 (検証用データ) を取り出す。2つ目の部分の媒体型は protocol パラメーター と一致するはず。しなければ誤り。

2. 検証プログラムに両部分を渡す。検証プログラムは検証し、 妥当か不当かを返す。

3. 検証結果を利用者に示す。必要なら次の処理へ進む。


[1] XML Security for Multipart MIME: Multipart/Signed and Multipart/Encrypted <>

[2] RFC 7681 - Email Exchange of Secondary School Transcripts ( 版) <>