indeterminate

indeterminate

[8] :indeterminate 擬似クラスは、選択と未選択の中間状態に一致します。

[31] indeterminate IDL属性は選択と未選択の中間状態を表します。

目次

  1. 仕様書
  2. 意味
    1. HTML
  3. 媒体
  4. データ型
  5. 処理モデル
  6. 歴史
    1. IE
    2. 選択子3
    3. DOM3
    4. Web Controls 1.0
    5. 選択子3からの削除
    6. WF2
    7. HTML5
    8. HTML
    9. 再び CSS3 UI
  7. 関連

仕様書#

意味#

[47] :indeterminate 擬似クラス未決定 (indeterminate) 状態を表します。 >>44

[48] 例えば、次のような状態を表します。 >>44

[53] 具体的には、1組のラジオ・ボタンでいずれもチェックされていない状態は、 :indeterminate であるとして扱うことができます >>44

HTML#

[26] :indeterminate 擬似クラスは次の要素一致します >>24

[51] >>48 によれば意味的にラジオ・ボタンの時にも適応されそうですが、 HTML ではそのようには規定されていません。>>55>>54 が追加されました。

媒体#

[52] :indeterminate 擬似クラスはすべての媒体適用されます。 利用者が選択状態を変えられない静的な表示媒体であったとしても、 例えばラジオ・ボタン群でいずれも予め選択されていないなど、 :indeterminate 擬似クラスが適用され得る状況があります。 >>44

データ型#

[33] indeterminate 属性データ型boolean です >>29

処理モデル#

[32] indeterminate IDL属性は初期状態はで、値を設定することにより変更できます >>29

[34] この IDL属性チェック箱制御子の見た目を変化させますが、それ以外に影響はありません >>29

[37] 一見チェック箱制御子は3状態あるようですが、実際にはチェックされているかいないかの本来の状態に、 見た目だけの「未決定」の第3の状態が加わったものとなっています。本当の意味で3状態ではありません >>35

[38] チェック箱制御子活性化により状態が変化しますが、これによって indeterminate 属性に変化します。 change 事象取り消しされると元の値に戻されます。 >>35

歴史#

IE#

[43] indeterminate IDL属性ははじめ WinIE が実装しました。

選択子3#

[10] この WD が初出ですが、その後選択子3に移されたようです。

[14] 選択子3の初期には 'user-input' との関係も定義されていました。 しかし >>17 の次の CR >>19 では削除されています。

DOM3#

[1] Re: Comment from CSS WG on HTML DOM draft (Philippe Le Hegaret 著, 版) <http://lists.w3.org/Archives/Public/www-dom/2002JanMar/0124.html> (名無しさん)

[2] >>1 結局 Gecko はその後も indeterminate を実装していないみたいですね。

Web Controls 1.0#

[16] Webアプリケーションから状態を設定できるようにする構想もありました。

選択子3からの削除#

[7] 選択子3の初期の案では :indeterminate が規定されていましたが、 >>19 の次の WD である >>18 以後、 DOM で規定されていないことなどを理由に、将来の版で定義するかもという注記に差し替えられています。

WF2#

:indeterminate Matches radio form control elements when none of the radio buttons in their group are checked.

HTML5#

[3] 最近 (2008年9月) の #whatwg での会話によると、3状態 checkbox の必要性は理解できるものの、 緊急性がなく、どう規定するべきかも十分明確でないので、すぐには HTML 5 には追加されないようです。

[4] あと Web Forms 2.0 がまだあまり実装されていないので、も。

HTML#

[25] Web Forms 2.0HTML5 にマージされた際に :indeterminateHTML5 (→ Web Applications 1.0HTML Living Standard) に移ってきました 要出典

[42] indeterminate IDL属性も改めて規定されています。

再び CSS3 UI#

[46] 選択子3から削除された :indeterminate ですが、改めて CSS3 UI に定義が追加されています。 >>28 の用途にも意味が拡張されています。

関連#

[40] indeterminate IDL属性チェック箱制御子aria-state 状態が mixed に設定されます >>39

[56] Web Applications 1.0 r2778 Defined how pseudo-classes match HTML concepts. Redid how rtl/ltr changes are marked. Stopped <legend> centering for <figure>. Removed <multicol> support. Removed <basefont> support. Removed obsolete notes. Fixed minor typos. ( ( 版)) <http://html5.org/r/2778>

[57] csswg: changeset 14966:d176479b88ff ( ( 版)) <https://dvcs.w3.org/hg/csswg/rev/d176479b88ffe2dcfa027be6aee807afc0d45bd2>