frame

時間位置

[23] 時間位置 (temporal position) は、時間参照系上の位置です。

TM_Position

[2] 時間位置 (temporal position) すなわち TM_Position は、 時間参照系における位置です。 >>1 4.1.34, 5.4.1

[3] 時間参照系によって表現方法は異なり、 TM_Position はその和集合と定義されています。 次のいずれかを使うことができます。 >>1 5.4.1

[4] 基本時間参照系を使って記述する場合、 ISO 19103Date, Time, DateTime を使うことができます。 >>1 5.4.1

[5] それ以外の時間参照系を使って記述する場合、 TM_TempoeralPosition を使わなければなりません。 基本時間参照系にも使うことができます。 >>1 5.4.1

[9] TM_TemporalPosition は、それ自体で使う他に、 子クラスTM_CoordinateTM_OrdinalPositionTM_CalDateTM_ClockTime、 孫クラスの JulianDateTM_DateAndTime として使うこともできます。

[6] TM_TemporalPosition は、次のものを持ちます。 >>1 5.4.3

[7] TM_TemporalPosition
indeterminatePosition
不確定性。 TM_TemporalPosition子クラスの場合、 表現される時間位置情報の修飾子として機能する。 未指定または TM_IndeterminateValue
frame
時間参照系TM_ReferenceSystem実現値レベルで明示する必要はなく、 地物カタログ属性型定義や、 データ集合メタデータで識別することもできます。 明示しない場合は基本時間参照系となります。 (関係 Reference、高々1個)

[8] TM_IndeterminateValue は、 不確定な時間位置を示す次のいずれかの値です。 >>1 5.4.3

unknown
時間位置の値が未指定であることを表します。 TM_TemporalPosition (その子クラスではなく) でのみ使用可能。
now
既存の値がアクセスするときにはいつでも現時点の時間位置に書き換えなければならないことを表します。 子クラスでのみ使用可能。
before
実際の時間位置は不明ながら、 指定した値より前であることを表します。 子クラスでのみ使用可能。
after
実際の時間位置は不明ながら、 指定した値より後であることを表します。 子クラスでのみ使用可能。
[1] JIS X 7108:2004
4.1.34 時間位置 (temporal position)
時間参照系に関係する位置

[10] GMLの日時形式で相当しそうなのは gml:TimePositionUnion ですが、少し違った形になっています。

:TemporalPosition

[20] OWL-Timetime:TemporalPosition は、 時間線上の位置を表します。 >>22

[12] :TemporalPositionowl:Class です。 >>22

[11] :TemporalPosition特性

[13] :Instant と似ていますが、そちらは瞬間という概念を表すのに対し、 こちらは時間座標系上の値によって表される位置を表しています。

[19] :TemporalPosition子クラス:GeneralDateTimeDescription:TimePosition があります。

[15] time:TimePosition は、 time:TemporalPosition子クラスで、 順序参照形名称 ((nominal) value) や、 時間座標系の数値による時間の記述を表します。 >>14

[16] :TimePosition特性

[17] :nominalPosition:numericPosition のいずれかが存在することが期待されます。 >>14

[25] :nominalPosition の値は xsd:string, :numericPosition の値は xsd:decimal です。 >>24

[18] 順序参照形時間座標系は、 :hasTRS 特性値として指定するべきです。 >>14

メモ