TM_Position
[2]
時間位置すなわち
TM_Position
は、
時間参照系における位置です。
>>1 4.1.34, 5.4.1
[3] 時間参照系によって表現方法は異なり、
TM_Position
はその和集合と定義されています。
次のいずれかを使うことができます。
>>1 5.4.1
[4] 基本時間参照系を使って記述する場合、
ISO 19103
の
Date
,
Time
,
DateTime
を使うことができます。
>>1 5.4.1
[5]
それ以外の時間参照系を使って記述する場合、
TM_TempoeralPosition
を使わなければなりません。
基本時間参照系にも使うことができます。
>>1 5.4.1
[9] TM_TemporalPosition
は、それ自体で使う他に、
子クラスの
TM_Coordinate
、
TM_OrdinalPosition
、
TM_CalDate
、
TM_ClockTime
、
孫クラスの
JulianDate
、
TM_DateAndTime
として使うこともできます。
[6]
TM_TemporalPosition
は、次のものを持ちます。
>>1 5.4.3
[8] TM_IndeterminateValue
は、
不確定な時間位置を示す次のいずれかの値です。
>>1 5.4.3
unknown
TM_TemporalPosition
(その子クラスではなく) でのみ使用可能。now
before
after
[10] GMLの日時形式で相当しそうなのは
gml:TimePositionUnion
ですが、少し違った形になっています。
:TemporalPosition
[20]
OWL-Time の
time:TemporalPosition
は、
時間線上の位置を表します。
>>22
[12] :TemporalPosition
は owl:Class
です。 >>22
[13] :Instant
と似ていますが、そちらは瞬間という概念を表すのに対し、
こちらは時間座標系上の値によって表される位置を表しています。
[19] :TemporalPosition
の子クラスに
:GeneralDateTimeDescription
と
:TimePosition
があります。
[15]
time:TimePosition
は、
time:TemporalPosition
の子クラスで、
順序参照形の名称や、
時間座標系の数値による時間の記述を表します。 >>14
[17] :nominalPosition
と :numericPosition
のいずれかが存在することが期待されます。 >>14
[25] :nominalPosition
の値は xsd:string
,
:numericPosition
の値は xsd:decimal
です。 >>24
[18] 順序参照形や時間座標系は、
:hasTRS
特性値として指定するべきです。 >>14