[1] MathML の math
要素の scroll
属性の値 elide
は、数式が収まりきらないときに「...
」
などによって省略するべきことを表します。
[3] elide
が指定された場合、数式は与えられた領域に収まるのに十分な程度に途中を省略するのがよいことになっています。
例えば、長い多項式であれば、最初と最後の項を残して、間に「+ ... +
」
を挟んでレンダリングするとよいかもしれません。 >>2
[4] 高度なレンダリング器であれば、省略された部分を拡大する機能があってもよいかもしれません。 >>2
[5] このように、仕様上どう省略するかは規定されていないので、レンダリング器の性能と実装によって省略の仕方は変わってくるでしょうし、
elide
自体に対応しないレンダリング器もあるでしょう。
[6] CSS の 'text-overflow': ellipsis
と似ていますが、
CSS の方は普通の文章、 MathML の方は数式と、対象が違っているので省略の方法も違っています。