[1] HTML の frameset
要素の
cols
属性は、
枠の垂直方向の配置を指定します。
[2] 仕様書:
[3] この属性の値は %MultiLengths
(%MultiLength
の読点分離の並び:
例によって読点の前後には空白が挿入可能) です。
SGML 的には CDATA
です。
読点で分離されたそれぞれの値が、それぞれの枠の横幅となります。
合計が 100% にならない時には、 UA が調整するべきです。 領域が足りない時は均等に間引き、余る時は均等に割振るべきです。 HTML 4 16.2.1.1
[4] この属性は省略可能です。
既定値は 100%
です HTML 4 16.2.1。
DTD 上の既定値は #IMPLIED
です。
[7] cols
と rows
の併用は、
仕様では陽に認められていますが、実際にはあまり使われません。
そのような分割の仕方自体にあまり需要が無いからでしょう。
[5] 単純な例 HTML 4 16.2.1.1
<FRAMESET cols="1*,250,3*"> ...the rest of the definition... </FRAMESET>
この例では、利用できる領域を高さ 100% の枠3つに分割します。 真ん中の枠の幅は 250 画素で、残りの領域を左に4分の1、 右に4分の3割振ります。
[6] rows
と併用した例 HTML 4 16.2.1.1
<FRAMESET rows="30%,70%" cols="33%,34%,33%"> ...the rest of the definition... </FRAMESET>
この例では、6つの枠を作ります。上段は3割、下段は7割の高さとなります。 幅はおおよそ3分割します。
なお、内容には frame
を、上段左、上段中央、
上段右、下段左、下段中央、下段右の順に並べます。